Justin Trudeau- ジャスティン・トルドー首相の声明
Justin Trudeau – ジャスティン・トルドー首相は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大・パンデミックの現状況は「frightening – 驚くほど恐ろしい」との声明を発表し、2月にカナダに届けられる Pfizer-BioNTech – ファイザー・バイオンテック社製と Moderna – モデルナ社製のワクチンの「投入数の増強」を誓っています。
そして、金曜日に行われたカナダ全土に向けた演説において、Justin Trudeau – ジャスティン・トルドー首相は、下記の通り声明を発表しています。
カナダ、更なるワクチン投与に関して
「今週、カナダ全国68カ所の配送先に数千の Pfizer-BioNTech – ファイザー・バイオンテック社製と Moderna – モデナ社製のワクチンが届きました。
また、各州からの投与量の増加を求める声を受け、今後も Pfizer-BioNTech – ファイザー・バイオンテック社製と Moderna – モデルナ社製のワクチンの更なる投入を行います。
Pfizer-BioNTech – ファイザー・バイオンテック社製と Moderna – モデルナ社製、両方のワクチンを、2月に更なる投入します。カナダは、国民一人当たりに対して、世界の中で最も多くのワクチンを確保している事を覚えておいてください。つまり、9月までには、ワクチンを希望する全カナダ人の為に、十分な量のワクチンがあるという事です。」
カナダ国民に対しての具体的なワクチン投与計画に関して
同じく、金曜日に行われたカナダ全土に向けた演説において、Justin Trudeau – ジャスティン・トルドー首相は、カナダ国民に対しての具体的なワクチン投与計画について、下記の通り声明を発表しています。
「1月までのカナダ国民に対しての行うワクチン投与計画では、1週間に208,650本の Pfizer-BioNTech – ファイザー・バイオンテック社のワクチンが投与されることになっています。3月末までに、合計400万回接種の達成に向けて、2月中、週に約36万7,000回の Pfizer-BioNTech – ファイザー・バイオンテック社製のワクチン接種を受ける事を行います。
3週間毎に配送計画で動いている、次のバッチ(次回分)の Moderna – モデルナ社製のワクチン投与量は、1月第3週の週に到着し、2月の最初の出荷分と同様に171,000回分です。
その後、3月末までに予定されている200万回分の Moderna – モデルナ社製のワクチン投与量を達成する為に、毎週最大25万回分まで配送量を増やしていく予定です。
Maj. Gen. Dany Fortin- ダニー・フォーティン少将の声明
カナダのワクチン全国展開の責任者である、Maj. Gen. Dany Fortin- ダニー・フォーティン少将(元NATO司令官)は、ワクチンに関して次のように声明を発表しています。
カナダ国民がこれらの新しいワクチンに対する理を深め、また、ワクチンメーカーである Pfizer-BioNTech – ファイザー・バイオンテック社製と Moderna – モデルナ社製が、ワクチンのモノグラフや説明書を更新する事により、カナダ国民がワクチンを配布・投与する方法や場所に関して、順応する事ができます。
(※モノグラフは、市販薬の基準承認の根拠となるもので、有効成分、用量、剤型およびラベル表示についての情報です。)
この Maj. Gen. Dany Fortin- ダニー・フォーティン少将の声明は、例えば、Pfizer-BioNTech – ファイザー・バイオンテック社製は、先週ガイドラインを更新し、解凍した状態でより小さなトレイサイズで投与するようにしました。これは、ワクチンをカナダ全土のより多くの場所に輸送および投与できることを意味しています。
カナダのワクチン投与・予防接種戦略に関して
今後のワクチン投与のスケジュールや、Pfizer-BioNTech – ファイザー・バイオンテック社製と Moderna – モデルナ社製のワクチンに関して、大規模な出荷が可能かどうかについての質問に対し、Procurement Minister Anita Anand – アニータ・アナンド調達担当大臣は、出荷を加速する為にメーカーとの協議を続けていると述べています。
ただし、カナダのワクチン全国展開の責任者である、Maj. Gen. Dany Fortin- ダニー・フォーティン少将が述べたように、カナダの予防接種戦略は意図的に段階的に行われています。
カナダの予防接種戦略に関して、Maj. Gen. Dany Fortin- ダニー・フォーティン少将は、次の通り声明を発表しています。
「カナダのワクチン投与・予防接種戦略の第一段階は、特徴として、1月、2月、3月に、数は限定するが安定した供給を行い、4月と今年の第二四半期に向けて大幅に供給数を増加する計画です。また、3月末までに合計600万回の投与量が配布されると予想しています。」
カナダ、ワクチン配布量・配布スピードに関して
保守派の Conservative health critic- 衛生評論家 Michelle Rempel Garner- ミシェル・レンペル・ガーナー氏は、声明の中で、次の通り、追加のワクチンを調達するよう Justin Trudeau – ジャスティン・トルドー首相に呼びかけました。
「カナダの各州ではワクチンが不足しており、より多くのワクチンを調達するよう連邦政府に対して懇願している。一方、イスラエルの人々はカナダ人の10倍の速さでワクチンを手に入れています。
アメリカ合衆国においては、カナダ国民のほとんどがワクチン接種を接種する機会を得る前に、アメリカ国民はそのカナダの人口に相当するワクチンを接種しようとしています。
しかし、その一方で、カナダにおいては、連邦自由主義政府が、ワクチンの配布展開が遅れている原因が誰にあるのかという責任の所在を追求する事ばかり行っています。
連邦自由主義政府がどれだけ多くのワクチンを注文したかは問題ではありません。
また、Procurement Minister Anita Anand – アニータ・アナンド調達担当大臣は、カナダが、9月までに、全てのカナダ人に対してワクチンを投与するという目標を達成できるかどうかについて、次の通りに述べています。
カナダの全人口を免疫するために必要な総投与回数を受け取るには、追加のワクチンのカナダ保健省の承認が必要になります。ただし、カナダ人に投与されるワクチンの大部分は、現在承認されている2つの注射のうちの1つになる可能性があります。
AstraZeneca and Johnson & Johnson
– アストラゼネカ社とジョンソン＆ジョンソン社のワクチンに関して
カナダ保健省の承認の可能性に向けた次の2つのワクチンが、AstraZeneca- アストラゼネカ社製と Johnson & Johnson- ジョンソン＆ジョンソン社製のワクチンです。
カナダ保健省の上級医療アドバイザーである Dr. Supriya Sharma– は金曜日に、カナダ保健省は今後数週間のうちに両社ワクチン研究からの臨床と製造に関する追加情報を期待していると述べたが、これまでのところレビューは “順調 “に進んでいる。
カナダ保健省は今後数週間のうちに両試験の臨床と製造に関する追加情報を期待しているが、今のところ審査に関しては「順調に進んでいる」と述べています。
カナダ、ワクチン確保量に関して、製薬会社各社との契約成立済
カナダと下記の製薬会社とで契約が成立しており、カナダは、その契約に基づき、次の通りに各社のワクチンを確保しています。
Pfizer-BioNTech- ファイザー・バイオンテック社製ワクチン … 最大 7,600万回分
Moderna- モデルナ社製ワクチン … 最大 4,000万回分
AstraZeneca- アストラゼネカ社製ワクチン … 最大 2,000万回分
Johnson & Johnson- ジョンソン＆ジョンソン社製ワクチン … 最大 3,800万回分
2020年1月7日(木)の夜、Justin Trudeau – ジャスティン・トルドー首相は、各州や各地域の担当者とワクチン投与に関しての展開ペースについて電話会議を開きました。
各州と各州の医療機関は、Justin Trudeau – ジャスティン・トルドー首相に予防接種の実施を要請した、更に、予防接種の実施を加速させ、現在、連邦政府からより多くの量のワクチン投与をより迅速に届けるよう要求しています。
「数日中に注射を受ける予定でいる、数百人の医療従事者の為のワクチン投与量が不足している。」という、カナダ・オンタリオ州にある University Health Network を含む、一部の州当局者からのコメントに対し、Procurement Minister Anita Anand – アニータ・アナンド調達担当大臣は、2021年1月8日(金)に発表されたワクチン確保量に応じて、不足分を補う計画である事を次の通り、示唆しました。
「この計画は存在するもので、情報として既に公に国民や地方と共有されています。そして、この計画に基づいてワクチン投与が行われるべききです。」
続けて、「我々のワクチン確保量というのは、彼らのワクチン確保量でもあるのです。」と、Maj. Gen. Dany Fortin- ダニー・フォーティン少将は付け加えました。
Justin Trudeau – ジャスティン・トルドー首相は、カナダ全州で行った電話会談の間、州相・政治指導者と共に、新型コロナウイルス(COVID-19)患者数の上昇や介護施設での症例発生の増加についても議論しました。
University Health Network（UHN）
University Health Network（UHN）は、カナダのオンタリオ州トロントにある公立の研究および教育病院ネットワークです。 北米で最大の健康研究組織であり、総研究資金でカナダで第1位にランクされています。 2015年から2017年にかけて、Research Infosource によってカナダのトップ研究病院に選ばれています。
Official Website: https://www.uhn.ca/
カナダ、恐るべき新型コロナウイルス(COVID-19)感染率
Justin Trudeau – ジャスティン・トルドー首相が居住する Rideau Cottage から行われた、最新の首相の声明では、オンタリオ州のトップ公衆衛生当局者の一人が、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に関して感染者数のカーブが「向かってはいけない方向に向かっている」と警告しに訪れた事を明かしました。その内容は次の通りです。
Ontario’s Associate Chief Medical Officer of Health Dr. Barbara Yaffe- オンタリオ州のバーバラ・ヤフェ保健副最高医療責任者（CTO）は、金曜日の朝、次のように述べています。
「現在の数字は、率直に言って恐ろしいものです。 これは間違った方向に進んでいます … 。「入院する人、集中治療室にいる人、人工呼吸器を使う人の数がますます増えています。
カナダ国内全体において、ワクチン管理の数値に注目が集まるなか、カナダ国内でも、それぞれの州・準州等でレベルを合わせロックダウンを行ったにもかかわらず、休暇シーズン後の新型コロナウイルス(COVID-19)感染者数と死亡者数が増加しています。
私が生活する州は、絶望的な状況に置かれています。 これはこれまでで最も深刻な状況です…この状況は新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大が始まって以来の、最も深刻な悪い状況です。」
カナダ全体において、現在、8万人以上の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者がいます。そして、感染拡大の開始以来、新型コロナウイルス(COVID-19)感染者数は、確認されているだけでも合計639,3833人です。そして、新型コロナウイルス(COVID-19)による死亡者数は、16,500人以上です。(2021年1月8日現在)
率直に言って、国内や世界中で、感染者が日々増加しているのは、恐ろしい事です。
Justin Trudeau – ジャスティン・トルドー首相は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の状況を認識し、現状況が「厳しい」と知った上で、必要な公衆衛生対策を講じるよう国民に懇願するとともに、発生に直面している地域社会を支援するため、軍の配備に対する連邦政府の援助を維持することを約束しました。
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