食文化
旅行するにも留学するにも、”食”はとても気になる点の一つだと思います。
ガイドブックや多くの旅行サイトでは、”カナダ・トロントの名物”を取り上げています。
カナダの食品の名物で挙げられる例といえば、「プーティーン」「ロブスター」「メイプルシロップ」等ですが毎日これらを食べているわけでは有りません。
それでは、カナダ人は日常、朝食・昼食・夕食に何を食べているのでしょうか。
農業大国・酪農大国
カナダは、言わずと知られた農産物大国であり、酪農大国です。
穀物や野菜、フルーツは、安定した価格でファーマーズマーケット、スーパーマーケット等で購入が可能です。
また、ソーセージ、ハムやベーコン、チーズ、ヨーグルト、ミルク等の酪農製品の加工食品も豊富です。
自然な事として、これらを組み合わせた”魅力的な食の一つ”として、
”新鮮な野菜を使用したサンドウィッチや料理”等は、 カナダの魅力的な料理の一つと言っても過言ではないでしょう。
甘い物・お菓子大好き
カナダの人々は、子供から大人まで甘い物・お菓子が大好きです。
街中には、様々なお菓子屋さんが有ります。
種類豊富なお菓子を量り売りしているのお菓子屋さん、アイスクリーム屋さん、ケーキ屋さん、焼き菓子屋さん、
そして、スーパーマーケット内にも、種類豊富なお菓子コーナー、ケーキコーナー、パン売り場においても甘くて美味しそうな菓子パンが多く並んでいます。
カナダのスーパーマーケットのパンコーナーに行くと、きっと気付く点が有るかと思います。
その点の一つに、日本のスーパーマーケット等で売られている、いわゆる”袋入りのパン(工場で一括製造された運ばれてき袋入りパン)”とは異なる点です。
カナダのスーパーマーケットで売られているパンの多くが、スーパーマーケット内で、その日のうちに作られたパンです。
最初から袋に入っていたり、パン専用のケースに入っていて自分の好きなパンをトングで取って袋に入れます。
家族が作るホームメード菓子
カナダにおいて、自宅でお母さんが子供にお菓子を作る事は、とても一般的です。
誕生日や何かの記念日だけに限らず、日常的にも、お菓子を作ります。
本屋さんに行けば、ホームメードの菓子作りの本屋、雑誌、インターネットにおいても多くの菓子作りを掲載しているページが有ります。
お菓子作りが好きな家庭ではなくても、お母さんが子供と一緒になってお菓子作りをする事は、ごく一般的な事です。
Breakfast-朝食
朝多くのカナダ人は、朝食に食事にはあまり時間をかけずに、さっと済ませる傾向に有ります。
その結果、朝食内容は、短時間で簡単に作れて、早く食べることが出来る内容となる傾向に有ります。
カナダの伝統的な朝食に多い内容は、フライパンで簡単に調理した、目玉焼きやスクランブルエッグ等の卵料理・ポークソーセージまたはベーコン、
フライドポテト、トーストしたパン、シロップを添えたパンケーキやフレンチトーストやコーンフレークやオートミールです。
勿論、その家庭や家族のルーツによって様々ですが。
２タイプの”Canadian Breakfasts-カナディアンブレックファースト”
”Canadian Breakfasts-カナディアンブレックファースト”は、大きく分けると下記の様な２タイプが有ります。
”Canadian homestyle breakfast-カナディアン・ホームスタイル・ブレックファースト”、
”Continental Breakfast-コンチネンタルブレックファースト”です。
”Canadian homestyle breakfast-カナディアン・ホームスタイル・ブレックファースト”：
featuring eggs、肉類とトースト、卵料理、よくあるのがパンケーキの組み合わせの朝食。
”Continental Breakfast-コンチネンタルブレックファースト”：
”Canadian homestyle breakfast”の前者とは対照に、とても軽いヨーロッパ式朝食です。
カナダ国内や地域によって内容も様々でが、一般的に、暖かい保温を要する卵料理や肉料理などが含まれない、火を通していないメニューが中心となります。
特徴としては、下記に挙げた”調理時間が短い、安価で軽い、簡単な食事内容”で構成されています。
・オートミールやシリアル
・バターやジャム、マーマレードなどを添えた、トーストやロール、クロワッサン等のパン
・フルーツやドライフルーツ、ペストリー、サラダ、ハム
・コーヒーや紅茶、ミルクやジュースなどの飲料
・ヨーグルト、フルーツやドライフルーツ、ペストリー
Lunch-昼食
カナダの昼食は、軽い食事で済ますことが多いです。なぜなら、昼時の正午の時間のカナダ人の多くは、仕事中だからです。
そんなカナダ人の伝統的な昼食は、自宅から持参する場合は、
朝食と同様に、簡単に作れて携帯できる、サンドウィッチ、スープ、サラダ等で有る傾向が多いです。
自宅から昼食を持参しない場合、昼時になると街に現れる
”Food Truck-フードトラック”や”Hot Dog Cart-ホットドッグカート”で、ホットドック等やサンドウィッチ等を買って簡単に済ますカナディアンも多いです。
また、職場や学校の近くの”Food Court-フードコート”等で昼食を買い、その場で食べたり、どこかの公園等で食べたりします。
トロント市内の”Foods Cart & Food Truck-フードカート & フードトラック”
トロント市内にお昼時に現れる”Foods Cart & Food Truck-フードカート & フードトラック”、
トロントニアンの中には、欠かせない存在にもなっている
”Foods Cart & Food Truck-フードカート & フードトラック”についてご紹介しています。
こちらも併せてご覧ください。
→ ”Foods Cart & Food Truck-フードカート & フードトラック”
”Food Court-フードコート”
トロントには、多くの”Food Court”が有り、昼時や夕時には多くの人で賑わっています。
”Food Court”が有る場所は、ショッピングセンターや百貨店の地下だけでなく、地下鉄の駅周辺等にも有ります。
色々なタイプ・多国籍料理の店が有り、メニューも豊富なので、その日の気分によって好みの料理を楽しむ事が可能で、飽きる事は有りません。
Dinner-夕食
カナダの夕食は、朝食と昼食とは打って変わって、仕事終わりの食事を楽しく満足に取りたいというの願望が有るようです。
同時に、多くのカナダ人は自分の好きな物を夕食に食べる傾向が有る事を意味します。
その結果、夕食に関して”伝統的なカナダの夕食”をまとめる事は、とても難しいです。
もし、”伝統的なカナダの夕食”大まかに挙げるとすると、カナダの夕食は、
通常何らかのメーンと成り得る肉料理、例えば鳩胸、ステーキ、ポーク・チョップ、ハンバーガー、牛挽肉料理等が特徴と成ります。
野菜には、最も一般的にはニンジン、エンドウ、莢インゲン、カリフラワー、ブロッコリーまたはコーンを調理したもの。
サイドに、穀物や澱粉がベースの物、例えば米、パスタ、パン、ジャガイモが有ります。
Brunch-ブランチ
ブランチは、朝食と昼食を合わせた食事ですが、 よくあるのが週末にブランチとなるケースです。
というのも、多くのカナディアンは、週の疲れから、週末は昼頃まで寝て、昼頃になって起きる”生活リズム”となり、
昼頃まで寝ていてその後に起きる為、朝食が抜けた形で昼食の時間に入るからです。
食事内容は、普段の朝食や昼食よりも、量も多なり傾向が有ります。
週末の”Brunch buffet-ブランチビュッフェ”
カナダのレストランでもよく見かける”Buffet- ビュッフェ”と言えば、
店内のある長いテーブルや、店内の一角に設けられたコーナー上に置かれている料理を、
自分達で各々の好きな料理を取る等する、”サラダバー”や”バイキング料理”がよく知られています。
特別な日等に限らず、日曜日の午前中等には、ホテルやレストラン等で
”Brunch buffet-ブランチビュッフェ”を楽しむカナディアン達を見かける事は日常的で見慣れた光景です。
近年・現在の市内の食文化の４現実
１- 近年のカナダ人は、典型的に ”American/western diet-アメリカ・西洋型食生活”です。
例：赤肉、加工肉、バター、高脂肪の乳製品、卵、精製穀物、ジャガイモ、糖分の多いソフトドリンク等。
※西洋型食生活とは、特徴として、精製された炭水化物、添加された糖類や塩分、動物性食品の摂取量が多い点。
また、果物や野菜、全粒穀物の摂取が少ない点が挙げられます。
２- ”伝統的なカナダの食事”というのは、いまでは珍しくなっており、
その代わりとして、いわゆる”軽食”と言われる食事が殆どを占めます。
３- 最も有名な”カナダの食品”として挙げられる食品の例としては、
カナダで育てた果物、野菜、肉等の天然素材・天然食材・天然食品が挙げられます。
４- カナダで生活する人々は、カナダに移民してきた人々を通して、より多文化的に成りました。
その結果として、カナダにもともと生活していた人々にとって、
移民の人々がもたらした母国の料理(外国の料理)が、近年では非常に人気の料理の一つと成っています。
カナダのお勧めカフェ
カナダのお勧めのカフェについてご紹介しています。
カナダのカフェ文化は一般の市場的にもに大きく、チェーン店から、ローカル店まで様々な形態のカフェが街中・郊外の存在します。
カナダの「カフェ・コーヒーチェーン店」において、代表的な店と言えば、”Tim Hortons-ティムホートンズ”です。
名実ともに、その規模・売り上げ・知名度に関しては、今日においてカナダのアイデンティーと言っても過言では有りません。
下記のページも併せてご覧ください。
→ カナダ・トロントのお勧めのカフェ-Tim Hortons-ティム・ホートンズ-1
→ カナダ・トロントのお勧めのカフェ-Tim Hortons-ティム・ホートンズ-2
→ カナダ・トロントのお勧めのカフェ-Tim Hortons-ティム・ホートンズ-３
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