YYZ とは?
「YYZ」は Toronto Pearson International Airport-トロント・ピアソン国際空港が持つ、空港コード(※ IATA 空港コード)です。
そして、この3つの文字は、単なる空港コードにとどまらず、長年にわたってトロントのアイデンティティを象徴する存在に成長しました。
しかし、トロントの jet-setters– ジェットセッター(→ジェット機または飛行機で各地を飛び回っている人)たちの Instagram– インスタグラムの bios(※)- バイオグラフィーに登場したり(飛行機の絵文字を忘れずに)、地元ブランドのアパレルを飾ったりする一方で、トロント・ピアソン国際空港の空港コードがなぜ、どのように誕生したのかを知る人はほとんどいないのが実情です。
※bioというのは英語の biography を略した言葉。つまり、その略語である bio というのは、略歴・経歴・人物紹介などの意味。身近な表現で言うと自己紹介やプロフィール。
また、ベルリンのブランデンブルク空港(BER)や東京の羽田空港(HND)のように、世界の多くの空港とは異なり、空港文字「YYZ」のアルファベット文字の中には「トロント・ピアソン国際空港」や「トロントのもの」であることを示すような「文字」が実際に含まれていません。
では、なぜトロントの空港コードは「TOR 」ではないのでしょうか?
いったい「YYZ」は何の略なのでしょうか?
YYZ は何の略か?
実のところ、結論は「YYZ」は何の略語でもないようです。
世界中の3文字の空港コードを決定している The International Air Transport Association(IATA)(※)- 国際航空運送協会の広報担当マネージャー、Mona Aubin モナ・オービンは、下記の様に述べています。
『すべての空港コードに言えることですが、どれも簡単に説明できるものではありません。
空港コードの中には、何の意味もなく、ただランダムに3つのアルファベットが並んでいるだけのものも有ります。』
トロント・ピアソン国際空港もそのひとつで、IATA の識別子は、例えばロサンゼルスの「LAX」と比べると、間違いなく意味も説明も有りません。
IATA では、カナダの空港はすべてアルファベットの「Y」で始まる必要があります。
したがって、バンクーバーの「YVR」やオタワの「YOW」となります。
ジャーナリストで元 IATA 職員の John F. Brindley– ジョン・F・ブリンドリーが、IATA から提供されたコード履歴レポートに書いた内容(下記)によると、そのルールの理由は不明です。
『もともと、第二次世界大戦前にその地点に使われていた2文字の空港コードの前に、「Y」の文字が落とされていたのです。しかし、長年にわたり、新しい空港にコードが割り当てられるにつれて、カナダの地点の呼称は 「obvious– わかりにくい」ものになりました。』
source: https://www.iata.org/en/about/
YYZ の「YZ」
「YYZ」の「YZ」の部分については、Canadian National Railway– カナダ国鉄の Morse Code– モールス信号の鉄道駅が two-letter identifiers– 2文字の identifiers– 識別子(※)を持っていたことにまでさかのぼります。
オンタリオ州 Malton– モルトンにあった駅のコードは「YZ」で、現在のピアソン駅がある場所だから「YYZ」というわけです。
最後の Morse code train order– モールス信号による列車指令は1977年に送信されました。Canadian National Railway Company(CN)- カナダ国有鉄道は、23,000マイル(37,000km)以上の電信・電話回路と135,000マイル(217,000km)以上の電線を所有していました。
※identifiers: 識別子とは、様々な対象から特定の一つを識別、同定するのに用いられる名前や符号、数字などのこと。
YTO とは?
「YTO」はトロント・ピアソン国際空港の空港コードとして最も自然なもののように思えますが、実は Billy Bishop(YTZ) – ビリー・ビショップ空港、Hamilton’s airport(YHM)– ハミルトン空港、Waterloo International(YKF)– ウォータールー国際空港、Toronto Pearson International airport(YYZ)– ピアソン空港など、トロント市内のすべての空港の「代表空港コード」、つまり「Metropolitan airport metrocode– 空港メトロコード」としてすでに使用されています。
先程に続いて、世界中の3文字の空港コードを決定している The International Air Transport Association(IATA)(※)- 国際航空運送協会の広報担当マネージャー、Mona Aubin– モナ・オービンは、下記の様に述べています。
『Metropolitan Area– メトロポリタンエリアが作られると、航空会社は、そのエリア内の現在のロケーションが使用しているコードを使用するか、Metro Area– メトロエリア用に全く新しいコードを作成するかを決定することができます。』
『その当時、どの場所にも「YTO」というコードが割り当てられていなかったことを考えると、航空会社はメトロポリタンエリア創設の瞬間に、既存のコードとは異なるコード「YTO」を使用することを決定したと考えることができます。』
大都市圏空港コード(都市コード)
Metropolitan area airport code
個々の空港コードに加えて、IATA、FAA、およびさまざまな予約エンジンは、大都市圏にサービスを提供する複数の「空港のコード」、いわば「代表のコード」、「Metropolitan area airport code– 大都市圏の空港コード(都市コード)」を割り当てています。
しかし、複数の空港があるすべての地域に位置識別子が割り当てられているわけではなく、また、IATA が認定するすべての施設が必ずしも含まれているわけでもありません。
「YTO」は、カナダ、オンタリオ州、グレーター・トロント・エリアの複数の空港コード「Metropolitan area airport code– 大都市圏の空港コード(都市コード)」です。
実は、この「Metropolitan area airport code– 大都市圏の空港コード(都市コード)」は、その地域を発着するフライトの検索を簡素化するのに便利です。
booking engines- 予約エンジンの中には、ある地点からの距離に基づいて空港を検索するものがありますが、都市コードを使用することで、検索範囲を広げることができます。
- Metropolitan area airport code– 大都市圏の空港コード(都市コード)/ Toronto, Canada IATA: YTO
- IATA 空港コード/ Toronto Pearson International Airport: YYZ
- IATA 空港コード/ Toronto City Center: YTZ
- IATA 空港コード/ Kitchener-Region of Waterloo International Airport: YKF
- Metropolitan area airport code– 大都市圏の空港コード(都市コード)/ Osaka, Japan: OSA
- IATA 空港コード/ Kansai International: KIX
- IATA 空港コード/ Itami: ITM
- Metropolitan area airport code– 大都市圏の空港コード(都市コード)/ Tokyo, Japan: TYO
- IATA 空港コード/ Tokyo Narita: NRT
- IATA 空港コード/ Tokyo Haneda: HND
空港コード
Airport code– 空港コードは、空港ひとつひとつに付けられるコードです。
国際機関が定めたものとしては、
IATA によるアルファベット3文字のコード「IATA 空港コード」と、
ICAO によるアルファベット4文字のコード「ICAO 空港コード」があります。
主要な空港は双方のコードを持ちます。
そのほか、いくつかの国には、国内機関が定めたローカルなコードがあります。
国際航空運送協会 IATA により定められている 3文字のコード「IATA 空港コード」は、世界に1万以上ある空港に割り振られています。
名称の付け方ですが、都市コードにのっとった文字が割り当てられています。
一方、国際民間航空機関 ICAO により定められている4文字のコード「ICAO 空港コード」は、割り当て規則に従って国が定めているコードです。
世界の空港、飛行場、管制機関等につけられており、主に航空管制などの運航系で使われております。
IATA の定める3レターコード「IATA 空港コード」とは違い、「ICAO 空港コード」には規則があることが特徴です。
IATA 空港コード(3レターコード)
「IATA 空港コード」の3レターコードは IATA– 国際航空運送協会により定められており、世界に1万以上ある空港にコードが割り振られています。
早くに開港した空港にはなるべくその名称にのっとった文字が割り当てられています(例:羽田= HND、伊丹= ITM)。主に旅客系で使われます。旅行会社や航空貨物代理店などでも使われます。
国際線航空券に印字されている場合もあります。
欧州では、航空路線の代替交通機関として高速列車が航空会社の Code sharing(※)- コードシェアを行う例があり、一部の鉄道駅やバスターミナルに空港コードが振られている例もあります。
そして、極めて珍しいのが、EuroAirport Basel-Mulhouse-Freiburg(MLH, BSL, EAP)- ユーロエアポート・バーゼル=ミュールーズ空港のように、複数のコードが振られている例外もあります。
その他の例外には、民間航空のためのコードではありますが、divert(※)- ダイバートを想定し一部の軍用飛行場にも割り当てがあります(例:硫黄島航空基地: IATA: IWO、ICAO: RJAW)。
※Code sharing– コードシェア便とは、一つの定期航空便に複数の航空会社の便名を付与して運航される便を指します。共同運航便とも呼ばれます。「共同」という名目ではありますが、一部の例外を除いて運航面での協力は行われず、事実上は1つの便を複数の航空会社が発売している形態と言っても差し障りありません。この運航形態は、複数社による座席の販売強化や運航効率の向上を狙って実施されます。
※divert– ダイバート。航空機の運航において、当初の目的地以外の空港などに着陸すること。diversion– ダイバージョン・代替着陸・目的地外着陸・緊急着陸とも呼ばれます。旅行業界では、内部文書において慣例的に “div out” と表記することもありますが、これは本来とは違う目的地へ向かうという意味から、原語を “dive out” と勘違いしたための用法です。
ICAO 空港コード(4レターコード)
「ICAO 空港コード」の4レターコードは ICAO– 国際民間航空機関の割り当て規則に従って国が定めるコードで、「ICAOドキュメント7910」に掲載されています。
世界の空港、飛行場、管制機関等につけられており、主に航空管制などの運航系で使われます。
IATA の定める3レターコード「IATA 空港コード」とは違い、「ICAO 空港コード」には規則があります。
4レターコードの
1文字目は航空固定業務のルーティングエリア。
2文字目は国または領域。
3文字目は接続する航空固定業務中継局を表します。
ただし、例外も多いです。
因みに、日本の空港・飛行場は「RJ」または「RO」ではじまるコードが割り当てられています。
沖縄県と鹿児島県与論空港は「RO」、それ以外は「RJ」です。
パイロットはこの4レターコードを使用しています。
その他の空港コード- FAA空港コード(3/4レターコード)
その他の「空港コード」に「FAA 空港コード」という、FAA– アメリカ連邦航空局が定めた「3または4レターコード」が有ります。
「空港コード」とありますが、実際には 「空港コード」に限るものではなく、航空に関わる様々な施設に与えられた location identifier(LID)※– 位置識別子です。
アメリカ国内の施設に限りこの「FAA 空港コード」が有りますが、Estado Libre Asociado de Puerto Rico– プエルトリコ自治連邦区、Guam– グアム、American Samoa– 米領サモアなどの海外領土にもありますが、在日米軍など在外米軍基地には有りません。
また、主要な空港にはアルファベット3文字のコード「FAA 空港コード」が与えられます。
多くは「IATA 空港コード」と一致していますが、「FAA 空港コード」は基本的に「N、W、Y、Z で始まる3文字コード」を使わないので、「IATA 空港コード」がそれらで始まっていた場合の多くは「FAA 空港コード」は異なります。
「ICAO 空港コード」の定めのないような小さな空港については FAA、IATA 双方が独自に定めており、同じコードを使いながらも両者で違う空港または都市を示していることがほとんどです。
その違いを認識せず混同して使用されることも多いです。
原則として「FAA 空港コード」が「N、W、Y、Z で始まる3文字コード」を頭文字に使用しない理由は以下の通りです。
- 「N」で始まる3文字コードは原則として Navy– 海軍基地に与えられているから。(これらは元々は FAA ではなく海軍省が管理していました。)
- 「W、Y、Z」で始まる3文字コードは Transport Canada– カナダ運輸省がカナダの空港に与えており、アメリカの空港では使わないから。(ただし実際には、ごく少数の重複が起こっています。WMC– ウィネマッカ市営空港など他。なお、カナダの「空港コード」は3文字に限らず2文字や4文字のものも有ります。)
小さな飛行場や空港、飛行場以外の施設には、数字/アルファベット混りの3文字コードが与えられます。
私用の飛行場には数字/アルファベット混りの4文字コードが与えられます。
※location identifier(LID)- 位置識別子:空港、航法援助施設、気象観測所の名称と位置を記号化したもので、航空管制、電気通信、コンピュータプログラミング、気象報告、および関連サービスにおける有人航空管制施設に使用されます。
source: wikipedia
IATA- 国際航空運送協会
International Air Transport Association
International Air Transport Association(IATA)- 国際航空運送協会は、 1945年に設立された世界の航空会社で構成される業界団体です。
近年は「IATA」を「イアタ」と読みますが、古くは「アイアタ」と慣用読みするのが普通でした。
IATA は、航空会社の技術的な基準を定めるだけでなく、価格操作の場となる関税会議を開催していたため、1980年代以降は航空会社に技術面の規程を設けることに加えて航空運賃の高止まりを画策する cartel(※)- カルテル(機関)として批判される事も多く、格安航空会社などの新興航空会社は加盟しない事も多いのが現状です。
2023年現在、117カ国を代表する大手航空会社を中心とした300社の航空会社で構成され、IATA の加盟航空会社は available seat miles– 総座席マイル数(世界の定期運航の有効座席キロ数)の約83%を占めています。
IATA は航空会社の活動を支援し、業界の方針や統一規準制定に寄与してきました。
本社の登記地(本部)はカナダの Montreal– モントリオールで、本社機構(事務局)はスイスの Geneva– ジュネーブに置いています。
※cartel: カルテルとは、独立した市場参加者が、利益を向上させ市場を支配するために、互いに結託する集団のことです。
カルテルとは、生産者が形成する組織で、低生産枠、備蓄、販売枠などを通じて人為的に不足を作り出すことにより、競争を制限し、価格を上昇させるものです。
カルテルには垂直型と水平型がありますが、欠陥の誘惑や全メンバーの価格下落のため、本質的に不安定です。
さらに、技術の進歩や代替品の出現によってカルテルの価格決定力が損なわれ、カルテルを維持するために必要な協力関係が崩壊する可能性もあります。
カルテルは通常、同じ事業領域における団体であり、ライバルの同盟です。
ほとんどの法域では、反競争的行為とみなし、そのような行為を非合法化しています。
Official Website: IATA
Facebook: International Air Transport Association (IATA)
Instagram: iata_official
Airlines magazine: www.airlines.iata.org
ICAO- 国際民間航空機関
International Civil Aviation Organization
Convention on International Civil Aviation(※)- 国際民間航空条約(通称 Chicago Convention– シカゴ条約)の会議場で条約に基づき、1947年4月4日に発足しました。
国際民間航空に関する原則と技術を開発・制定し、その健全な発達を目的としています。
シカゴ条約批准国は自動的に ICAO に加盟することになっており、2011年の時点で加盟国は191ヶ国。
日本は、1953年にシカゴ条約を批准するとともに、ICAOへと加盟しました。
日本は1956年以降、理事国の一つとして活動を続けています。
また、拠出金もアメリカ合衆国,中国についで多い額を払っています。
加えて、ICAO はシカゴ条約を批准する各国の運輸安全当局の準拠となる、航空機事故調査に関する条約を定めています。
ICAO は、署名国の中で国際的な権限を与えられている点が他の国際航空運送組織とは異なります。
航空会社を代表する業界団体である IATA– 国際航空運送協会と併せて、よく紹介されます。
※Convention on International Civil Aviation– 国際民間航空条約:1944年11月にアメリカ合衆国のシカゴで開催された民間航空に関する国際会議において採択された条約です。通称は Chicago Convention– シカゴ条約。
民間航空機を対象として、領空主権に関して再確認すると共に、航空機の法的地位を定め、国際民間航空を能率的かつ秩序あるものにすることを目的としています。
民間航空機の定期便については、ラウンド交渉ではなく二国間で条約を結んでルール化しています。
Convention on International Civil Aviation. Ninth Edition – 2006
ICAO- 国際民間航空機関
International Civil Aviation Organization
Official Website: ICAO
Facebook: ICAO – International Civil Aviation Organization
FAA- アメリカ連邦航空局
Federal Aviation Administration
「Federal Aviation Administration(FAA)- アメリカ連邦航空局」は、アメリカ合衆国運輸省の下部機関で、航空輸送の安全維持を担当する部局。アメリカ国内での航空機の開発・製造・修理・運航の全ては、同局の承認無しには行えない。本部は Washington, D.C.– ワシントンD.C.(District of Columbia– コロンビア特別区)に置かれています。
1956年に Grand Canyon– グランドキャニオン上空2万1000フィートで、Trans World Airlines, TWA– トランス・ワールド航空機と United Airlines– ユナイテッド航空機が衝突し墜落。両機に乗っていた乗員乗客合わせて128人全員が死亡する事故(1956 Grand Canyon mid-air collision– グランドキャニオン空中衝突事故)が発生ました。
この事故を受けて1958年に「Federal Aviation Act of 1958– 連邦航空法」が制定され、同法に基づいて航空輸送の安全を維持する機関として、現在の連邦航空局の前身である、FAA, Federal Aviation Agenc– 連邦航空庁が設立されました。1967年にアメリカ合衆国運輸省が設立された時、連邦航空庁は同省に組み込まれ、現在の名前「Federal Aviation Administration(FAA)- アメリカ連邦航空局」になりました。
主な業務:
民間および軍用航空機の航空管制システムの開発・運用・民間航空機の安全向上(航空機の設計・乗員の訓練・機体の整備計画)・民間航空技術の開発支援・民間及び国家宇宙航空に関する技術開発・パイロット資格の認定と剥奪など。
「FAA/ 航空機(有翼機)を対象に審査を行う部門と、
「FAA-AST(Administrator for Commercial Space Transportation)/ ロケット・人工衛星を扱う部門
の二部門が存在します。
宇宙飛行士に対して宇宙飛行士記章を授与しているのも「FAA」です。
なお航空事故の調査などは独立した機関である National Transportation Safety Board(NTSB)- 国家運輸安全委員会が行ってます。
トロント・ピアソン国際空港
Toronto Pearson International Airport- YYZ
Lester B. Pearson International Airpor– レスター・B・ピアソン国際空港(IATA:YYZ、ICAO:CYYZ)、通称トロント・ピアソン国際空港は、カナダ、Mississauga, Ontario– オンタリオ州ミシソーガにある国際空港です。
トロントとその都市圏、そして Golden Horseshoe(※)- ゴールデンホースシューと呼ばれる周辺地域を結ぶ主要空港です。
空港の名前は、カナダの第14代首相を務め、1957年にノーベル平和賞を受賞した Lester B. Pearson– レスター・B・ピアソンにちなんで付けられました。
※Golden Horseshoe– ゴールデンホースシューに関して、コチラも併せてご覧ください。
→ トロント市内地区・ GTA・CMA・GGH・GTHA
トロント・ピアソン国際空港は、 Downtown Toronto– トロントのダウンタウンの北西22.5kmに位置し、空港の大部分は Mississaug– ミシソーガにあり、 Silver Dart Drive north of Renforth Drive– レンフォースドライブの北にあるシルバーダートドライブ沿いの飛行場の一部がトロント西部の Etobicoke– エトビコークの地区まで延びています。 1,867ヘクタールの敷地に5本の滑走路と二つの旅客ターミナル、多数の貨物施設やメンテナンス施設を有しています。
カナダで最大かつ最も忙しい空港であり、2019年には5050万人の旅客を扱っています。 2019年現在、
アメリカ大陸では John F. Kennedy International Airport– ジョン・F・ケネディ国際空港に次いで2番目、世界では30番目に旅客数が多い国際空港です。
トロント・ピアソン国際空港は Air Canada– エア・カナダの主要ハブ空港であり、WestJet– ウェストジェット、貨物航空会社 FedEx Express– フェデックス・エクスプレスのハブ空港、Air Transat– エアトランサットと Sunwing Airlines– サンウィング航空の運航拠点としても機能しています。
トロント・ピアソン国際空港は、Transport Canada’s National Airports System– カナダ運輸省の全国空港システムの一部として Greater Toronto Airports Authority(GTAA)– グレーター・トロント空港局によって運営されており、United States border preclearance– アメリカ合衆国の国境事前審査ができる施設を持つ世界最大の空港です。
トロント・ピアソン国際空港からは、複数の航空会社により、カナダの全州・準州の主要都市と多くの副都心への直行国内線の幅広いネットワークが運航されています。
2014年以降、75以上の航空会社が、同空港から5大陸の180以上の目的地に毎日約1,250本の出発便を運航しました。
Toronto pearson International Airport
Official Website: www.torontopearson.com
Facebook: Toronto Pearson
Instagram: torontopearson
「トロント・ピアソン国際空港情報-YYZ」の情報記事
- ターミナル情報を含め基本情報から、空港の設備・サービス、レストラン・カフェや土産店、トロント市内への移動情報をご紹介!
→ トロント・ピアソン国際空港情報-YYZ
- 空港施設のEat and Drink・Shop・Service等の詳細をご紹介しています。
→ トロント・ピアソン国際空港【利用のコツ】
- トロント・ピアソン国際空港での待ち時間は、短時間でも長時間でも滞在時間に合わせ、様々な方法で過す事ができます。食事やショッピング、アート鑑賞、リフレッシュや睡眠を取ったり、それに合うサービスや施設が有ります。時間潰しとしてでも良いですし、時間を楽しむのでも良いですし、その出来る事を10項目にまとめたものをご紹介します。
→ トロント・ピアソン国際空港-待ち時間にできる10の事
- 食事、WiFi、モバイル充電、荷物預かり、近隣の空港ホテルなど、その他のサービスや施設についての情報をご紹介しています。こちらのページも合わせてご覧ください。
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- Toronto Pearson International Airport (YYZ)- トロント・ピアソン国際空港にある空港ラウンジをご紹介いたします。各ラウンジの基本的情報、場所や営業時間、設備や特徴、利用方法や利用料金など、知りたかった情報が見つかるはず!
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→トロント・ピアソン国際空港-第3ターミナル情報【2022年版】
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