St. Patrick’s Day-セント・パトリックス・デー

トロントのイベント(年中行事)
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2024年3月17日は、St. Patrick’s Day- セント・パトリックス・デーです!

トロントの街も緑(グリーン)一色に染まる日です!
また、日本において St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーは、あまり馴染みがないかと思います。
初めて、この日をトロントで迎える方は、かなり驚かれるかもしれません!

St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーとはどういった日なのでしょうか?
ここでは、St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーの基本的な情報から詳細まで、そして、トロントでの St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーの楽しみ方をご紹介していきます。


目次

St. Patrick’s Day- セント・パトリックス・デーとは?

St. Patrick’s Day- セイントパトリックス・デーは、アイルランドにキリスト教の教派であるカトリックを布教・広めた聖人 St. Patrick- セント・パトリック(聖人=Saint, 略してSt.)の命日で、St. Patrick- セント・パトリックの功績を讃えて制定された日です。

この日、カナダでは St. Patrick’s Day– セイントパトリックス・デーは、Religious Celebration– 祭礼日であり、残念ながら Public Holiday– 公休ではないので休日ではありません。一方、アイルランドでは何世紀も前から伝統的にこの日を祝い、1903年より正式に 祝日となり、1992年イギリスから独立後に徐々に祭礼日として広まり、1996年アイルランド政府が主体となってアイルランドの首都ダブリンで5日間の盛大なフェスティバルとなり、パレードやその他の行事が行われ広まっていった経緯が有ります。

St. Patrick’s Day– セイントパトリックス・デー の日、緑色の服を着たり、shamrock– シャムロック(後にご紹介)を服につけたりした人々で、街一体が緑色になることから Green Day とも言われてます。


St. Patrick’s Parade in Toronto – 2023 Promo Video


St. Patrick– セント・パトリック、どの様な人物?

セント・パトリックの名前

St. Patrick- セント・パトリックが自身の著作で使用している唯一の名前は Pātricius [paː.ˈtrɪ.ʊs] で、これは古アイルランド語:Pátraic [ˈpːd̪ˠɾ] 、現アイルランド語:Pātraic[ˈaɟ]とを表しています。
その他の言語では、英語:Patrick、スコットランド語- Pàdraig、ウェールズ語:Padrig、コーンウォール語: Petroc です。

現在、私達が日本やカナダで一般的に目にする表示は、下記の2つくらいでしょうか。
聖パトリキウス- Sanctus Patricius → ラテン語
聖パトリック- Saint Patrick(St. Patrick) → 英語名
※他に、ケルト系言語のアイルランド語(ゲール語)では”Naomh Pádraig“と綴り、ニーヴ・ポーリク等と発音します。正教会では教会スラヴ語で Патри́кий– パトリキイとも言われます。

※以後、本ページでは、英語名の St. Patrick- セント・パトリックでご紹介させて頂きます。


セント・パトリックに関する現存資料

St. Patrick– セント・パトリックが書いたと一般に認められているラテン語の著作は2つ残っています。
The Declaration– 宣言』(ラテン語:Confessio)と『The Letter to the soldiers of Coroticus– コロティクスの兵士への手紙』(ラテン語:Epistola)で、これらは St. Patrick– セント・パトリックの生涯について唯一、一般に認められている詳細です。
その中で、St. Patrick– セント・パトリックは自分の人生と使命について短い説明をしています。彼の生涯に関する利用可能なほとんどの詳細は、その後の聖書や年報からであり、これらはかなりの価値が有るのですが、今日学者が依存している経験主義を欠いているものです。

簡単に言うと、St. Patrick- セント・パトリックの生涯については、同年代の史料は残されておらず、St. Patrick- セント・パトリック自身が記述したと伝わるわずかなラテン語文書と、200年以上後に書かれた年代記等からの推測、そして数多の民間伝承から読み取るほかないのが現状です。

これらの資料によると下記が St. Patrick- セント・パトリックの要約となります。

  • St. Patrick- セント・パトリック(387年? 生まれの 461年3月17日他界)は、アイルランドにキリスト教を広めた修道士、司教(主教)。カトリック教会・聖公会・ルーテル教会・正教会で聖人とされています。
  • ケルト系キリスト教の始祖として仰がれ、「アイルランドの使徒」と呼ばれます。
  • 聖コルンバ(コルム・キル)、聖ブリギッドとともに、アイルランドの三守護聖人の筆頭格とされています。

セント・パトリックの功績とは?

残されている資料では、St. Patrick– セント・パトリックは(387年?)ローマ時代のウェールズに生まれ(※諸説あり)、地主の息子として何不自由ない暮らしをしていましたが、彼が16歳の時、海賊に拉致されアイルランドで6年間奴隷の羊飼いとして使われました。しかし、彼は22歳の時に逃げ出し、修道院に逃げ込みました。

ここから始まるのが、St. Patrick– セント・パトリックの功績の始まりと言われています。

その後、St. Patrick- セント・パトリックは、その修道院で12年間修行に励み、432年から461年3月17日に他界するまで、アイルランド中をキリスト教の布教活動して回り、各地に修道院・学校・教会を建てたと言われています。


セント・パトリックが残した様々な伝説

St. Patrick– セント・パトリックは伝説の多い人物ですが、その一部を挙げさせて頂きます。

アイルランドに蛇がいない

伝説では、アイルランドからすべての蛇を追放したのはパトリックであるとされています。

アイルランドから蛇を追放した聖人について言及した最古の文献は、実際には7世紀後半から8世紀前半に書かれた『聖コロンバの生涯』(第3章23節)です。St. Patrick– セント・パトリックがアイルランドから毒を持つ生物を排除したという伝説について、最も古い記録は13世紀のウェールズのジェラルドによるものですが、この物語の真実性について懐疑論を示していました。

この伝説のより馴染み深いバージョンは、宣教師をしていた時期、St. Patrick– セント・パトリックが丘の上(現在のクロアパトリック)で行っていた40日間の断食中、襲ってきた蛇を木の杖だけを持って海に追いやったことによって、蛇がすべてアイルランドから追放されたと述べています。(※他にもいくつかの説が有ります。)

実は、この島国にはヘビが生息していませんでした。ヘビの追放は、アイルランドから異教徒のイデオロギーが根絶され、キリスト教が勝利したことのメタファーだったのです。St. Patrick– セント・パトリックのアイルランド到着から200年以内に、アイルランドは完全にキリスト教化されたのです。


セント・パトリックの死とウイスキー

461年3月17日、 St. Patrick– セント・パトリックは臨終の際、友人や信者に「私のことは悲しまず、天国へ行く私のために祝って欲しい、そして心の痛みを和らげるよう、何かの雫を飲むように」と言葉を残しました。その為アイルランドではウイスキーが好まれるようになったといいます。
しかしながら、この件に関しては、興味深い文献が有りますので、後ほどご紹介できればと思います。


St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーの過ごし方

St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーはアイルランドの宗教的な祝日なので、教会に礼拝に行くことも行事の一つですが、現在ではアイルランド国民だけでなく、世界中すべての人々が飲んで、歌って、踊り、アイルランドの豊かな文化や伝統に祝杯をあげ、共に祝う日となっています。

セント・パトリックス・デーで楽しむ食事とは?

St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーで楽しむ、伝統的な食事は次のようなものが有ります。

①コンビーフ&キャベツ
世界的に St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーに楽しむ食事として挙げられる食事に、「コーンビーフとキャベツ」が有りますが、これはアメリカから世界に広まったもので、正確に言うと、アイルランドの伝統的な食事では有りません。アイリッシュベーコンの代用品がコンビーフなのです。

コンビーフが St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーと結び付けられるようになったのは、20世紀に入ってからです。 その昔、アメリカ・ニューヨークのローワーイーストサイドに住むアイルランド系移民が、節約のために伝統的な料理であるアイリッシュベーコンの代わりにコンビーフを使ったのです。アイルランド系移民たちは隣人のユダヤ人から、より安価な代用品を教わったのです。そして、コンビーフと共に料理するキャベツは昔からアイルランドの食べ物でした。

本場のアイルランドで、St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーに楽しむ食事は、「シェファーズ・パイ」や「ラムシチュー」、「ソーダブレッド」等です。

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②緑のビールやドリンク
St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーの日、アイリッシュバー等で、緑色のビール Green Beer(グリーン・ビール)やドリンクを飲みます。人々は、緑色の服や帽子、アイテムを身にまとって、緑色のビールやドリンクを飲みます。ちなみに、Green Beer(グリーン・ビール)は、見た目はメロンソーダの様ですが、緑色に着色されているビールです。


トロント・ダウンタウンに有るアイリッシュパブ

トロントにはいくつかアイリッシュパブが有ります。
トロントの人からランキングが高い順のリストは下記のとおりです。

  1. The Irish Embassy Pub and Grill ☆☆☆☆☆
  2. P.J. O’Brien Irish Pub & Restaurant ☆☆☆☆
  3. St. James’s Gate An Irish Pub And Restaurant ☆☆☆☆
  4. Dora Keogh Irish Pub ☆☆☆☆
  5. Stout Irish Pub ☆☆☆☆
  6. The Irish Shebeen Pub ☆☆☆☆
  7. McVeigh’s Irish Pub ☆☆☆☆
  8. Galway Arms The Lounge Bar ☆☆☆☆
  9. Fionn MacCool’s Irish Pub ☆☆☆
  10. Tara Inn Irish Pub & Restaurant ☆☆☆
  11. Mick E Fynn’s ☆☆☆
  12. Belfast Love ☆☆☆
  13. Brazen Head Irish Pub ☆☆☆
  14. Finn McCool’s ☆☆☆
  15. Scruffy Murphy’s Irish Pub ☆☆☆
  16. Lucky Clover Sports Pub ☆☆☆
  17. The George Street Diner ☆☆☆
  18. O’Grady’s Tap and Grill ☆☆☆

St. Patrick‘s Day に街が緑色に染まる理由

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St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーが近づくと、アイルランドのみならず、世界各地が緑色(グリーン)に染まりますが、なぜ「緑」なのでしょうか?
一説によると、アイルランドは美しく緑多い風景から「エメラルド色の島」と呼ばれており、「緑」はアイルランドのシンボルカラーとなっています。その為、今日では、アイルランドのお祭り、St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーには「緑」の服を着て、「緑」のビールを飲み、「緑」の食べ物を食べる風習となっています。

もともと、St. Patrick– セント・パトリックは、「セント・パトリック・ブルー」と呼ばれる空色を使って描写されていたそうですが、アイルランドが「エメラルド色の島」とも呼ばれ、アイルランドのシンボルカラーが「緑」であることから、アイルランドに敬意を表して緑を用います。

St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーが近づくと、カナダの100円ショップ的存在 Dollarama– ダララマなどで緑色のグッズが販売されており、ダララマで手頃な品物を購入できます。

ダララマについての記事はこちらでご紹介しています。
Dollarama、カナダ全土で700店舗を新規オープン!


St. Patrick‘s Day の象徴アイテム

St. Patrick’s Day の象徴アイテムは、 三つ葉/Shamrock- シャムロックです。

St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーには、いたるところで三つ葉のデザインを目にします。これは「 Shamrock– シャムロック」と呼ばれる、アイルランドの国花。

St. Patrick– セント・パトリックについてはいくつもの伝承が語られており、そのうち最も有名なものは、三つ葉のクローバーに似た Shamrock– シャムロックの葉を手にして「三位一体」の教義を説いたというものです。
Shamrock– シャムロックは、St. Patrick– セント・パトリックの象徴、またアイルランドのシンボルともなっています。これも、元来ケルト人の在来信仰において「3」という数字が神聖視されていたことや、ケルト神話の「三組神」信仰がベースにあったため、アイルランドのケルト人にとって受け入れやすいモチーフであったとも考えられています。


「シャムロック」と「セント・パトリック」

伝説によればアイルランドの守護聖人パトリックは433年にキリスト教の最初の布教者としてアイルランドに渡った際、「三位一体」の難しい教義を Shamrock– シャムロックを使って説いたとされています。

アイルランドの元は、ケルト人と呼ばれるケルト語を話す民族がルーツとなっています。そのケルト人が信仰していたのは「ドルイド教」という宗教でした。このドルイド教では、霊魂の不滅を信じ,主神を中心にして系統づけられた動植物や天空の自然神を崇拝していたとされています。

そのアイルランド人に St. Patrick– セント・パトリックがキリスト教を布教する際に、「三位一体」を説明するために Shamrock– シャムロックを使ったということです。

St. Patrick– セント・パトリックは、Shamrock– シャムロックの葉を持ちながら、Shamrock– シャムロックの3枚の葉をそれぞれ、父なる神、子イエス・キリスト、聖霊、に例え、それらが一つの茎でつながっていることを示して下記の様に「三位一体」を説いたのです。

Shamrock– シャムロックの葉が3つに分かれているのは「三位一体」を表しているのです。』
『父と子と聖霊が三にして一であるのは、3枚の葉が1本の柄に連なっているのと同じです。』

しかしながら、実際に St. Patrick– セント・パトリックが Shamrock– シャムロック を使ったかは不明な点が有り、この話が文字として記録されている最も古いものでも、St. Patrick– セント・パトリックの死後1000年近くたっています。

アイルランドには多くの三神が存在し、アイルランド人にとって「3」は重要な数字とされています。この事実は、パトリックが伝道活動において「Shamrock– シャムロックを掲げ、キリスト教の三位一体について説いた際に役立ったという説も有ります。

上のステンドグラスの様に、聖パトリックのアイコンはしばしば「片手に十字架、もう片手に Shamrock– シャムロックの小枝を持つ」St. Patrick– セント・パトリックを描かれています。

毎年この時期に、国の絆の証としてアイルランドの首相からアメリカ大統領に Shamrock– シャムロックが贈られることも、St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーの伝統となっています。

Shamrock– シャムロックは、アイルランドの国花で、アイルランド政府により商標登録されています。アイルランドでは、アイルランドを表すものとして色々なモチーフとし用いられ、お土産屋さんにも Shamrock– シャムロックは多く見られます。

今日では、Shamrock– シャムロックの宗教色も薄れ、アイルランドのシンボルとして欧米では広く知られています。

source: St. Patrick depicted with shamrock in detail of stained glass window in St. Benin’s Church, Kilbennan, Co. Galway, Ireland(source: wikipedia)


Shamrock- シャムロックとクローバーは別物

Shamrock(Seamróg)- シャムロックとはアイルランド語で、若い牧草(クローバー等)を意味します。
一方、クローバーの語源を調べると、ローマ神話の英雄ヘラクレスが持っていた棍棒に三つこぶがあり、クローバー (ツメクサ) の形がその棍棒に似ていたので、ラテン語で棍棒を意味するクラバ(clava)がクローバーに変化したそうです。つまり、シャムロックとは語源が違いますので、Shamrock– シャムロックとクローバーは別物なのです。


Shamrock- シャムロックとは?

shamrock-image

それでは、Shamrock– シャムロックとはいったい、どの植物を指すのでしょうか。
シャムロックを英語圏の百科事典で調べると下記のとおりです。

  • 英語名:wood sorrel → Oxalis acetosella- コミヤマカタバミ[カタバミ科 カタバミ属]
  • 英語名:white clover → Trifolium repens- シロツメクサ [マメ科 シャジクソウ属]
  • 英語名:suckling clover → Trifolium dubium- コメツブツメクサ[マメ科 シャジクソウ属]
  • 英語名:red clover → Trifolium pratense- ムラサキツメクサ [マメ科 シャジクソウ属]
  • 英語名:black medic → Medicago lupulina- コメツブウマゴヤシ [マメ科 ウマゴヤシ属]

英語圏の百科事典では結局、一本の茎から3つ葉が出ている植物は総じて、Shamrock– シャムロックとしています。Shamrock– シャムロックとは、3つの葉をもつ植物をモチーフにした装飾デザインで、特定の品種を指してはいないようです。アメリカや日本ではよく「四葉のクローバー」と混同されますが全く異なるものです。 三つ葉である Shamrock– シャムロックは、クローバーの類似種といった位置づけでしょうか。


St. Patrick’s Dayと妖精Leprechaun- レプラカーン

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source: The 32nd annual St. Patrick’s Day parade in Toronto on Sunday, March 10, 2019. PHOTO BY JACK BOLAND / torontosun.com

St. Patrick’s Day– セント・パトリックス・デーには欠かせない存在であり、象徴の一つでも有ります。
Leprechaun- レプラカーンは、金の入った壺を持ち、一瞬でも目をそらすとすぐに悪戯を仕掛け、笑いながら姿を消すといわれています。アイルランド南西部には「Leprechaun crossing– レプラコーンに注意」の交通標識がある事で有名だそうです。


レプラカーンとは、どんな存在?

Leprechaun- レプラカーンは、一言で言うと、「アイルランドのおじさんの妖精」です。
Leprechaun- レプラカーンの外見の特徴は、小さなしわくちゃの顔にごま塩のあごひげ、とがった鼻に輝く目をしています。

Leprechaun– レプラカーンのその他の情報として、Leprechaun- レプラカーン「小さな体」を意味する名であり、ルブラホーン、ラバーキン、ルホルバン、ルプラホーンとも呼ばれます。銀のボタンの赤ジャケット、茶色の半ズボン、銀の留め金つきの黒ブーツを履くといいます。ケルトの民話では、Leprechaun- レプラカーンは気難しい妖精であり、他の妖精の靴を修理する責任が有った為、皮のエプロンをし、忙しそうに小槌でコツコツと靴の修理をしているそうです。(諸説あり)


レプラカーンは、幸福を呼ぶ妖精

Leprechaun- レプラカーンを捕まえると、捕まえた人に幸せが訪れると言われていますが、体が小さくて動きが早い為、見つけたり捕まえたりすることが難しいそうです。地中の宝物のことを知っており、うまく捕まえることができると黄金のありかを教えてくれるそうですが、大抵の場合、黄金を手に入れることはできないそうです。

ちなみに、Leprechaun- レプラカーンは、Harry Potter and the Goblet of Fire- ハリー・ポッターと炎のゴブレットにおいて、quidditch– クィディッチ(※)のアイルランドチームのマスコットとして登場し、会場に金貨を降らせています。ただしこの話のレプラコーンが降らせた金貨は、2、3時間ほどで消滅します。

※ quidditch– クィディッチは、ハリー・ポッターシリーズに登場する架空のスポーツ。箒に乗って飛行する7人の選手で1チームを構成し、試合では楕円状の競技場の上空で2チームが4つのボールを使って対戦するという設定です。


何故、緑色の帽子を被るの?

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St, Patrick’s day-トロント・ セント・パトリックス・デーでは、多くの人が緑色の帽子を被ります。この緑色の帽子は、妖精 Leprechaun- レプラカーンが被っているとして、幸福を呼ぶアイテムとされています。


Toronto St, Patrick’s Prade-トロント・ セント・パトリックス・デー・パレード

St-Patricks-Parade-Toronto-2024

St, Patrick’s day-トロント・ セント・パトリックス・デーは、音楽、ダンス、山車、楽しさでいっぱいの素晴らしい一日です。アイルランドで生まれた人、アイルランドの先祖を持つ人、ただ単に楽しい時間を過ごしたい人など、誰でも歓迎されます。
そして、Toronto St, Patrick’s Prade-トロント・ セント・パトリックス・デー・パレードは、1988年以来、パレードは観光客やトロントンの人々を楽しませてきました。数千人の参加者と100以上の参加者があ有り、アイルランドとカナダの文化の大規模な祭典です。アイルランドとカナダにゆかりのある数多くのグループが行進し、トロントの多様性が存分に発揮されルパレードです。

トロントのお隣、カナダのモントリオールでは、1824年から毎年行われている St, Patrick’s Prade– セント・パトリックス・デー・パレードを観ることができます。ちなみに、北米で最も長く続いているのは、アメリカ・ニューヨークの St, Patrick’s Prade– セント・パトリックス・デー・パレードで 、なんと1762年から毎年続いています。(source: https://eikaiwa.dmm.com/blog/worldwide/info/stpatricks/)


St Patrick’s Parade Toronto 2024 情報

stpatrickstoronto.com-2024

開催日程:2024年3月17日
イベント主催者: St Patrick’s Parade Toronto
開催地:Toronto, Ontario, Canada

Official Website: https://stpatrickstoronto.com/
Facebook: https://www.facebook.com/StPatricksDayParadeToronto/
instagram: https://www.instagram.com/stpatrickstoronto/


St. Patrick’s Parade Society(St. Patric’s Parade 主催管理者)

St. Patrick’s Parade Society のミッション
St. Patrick’s Parade Society– セント・パトリックス・パレード・ソサエティは、アイルランドの歴史、文化、遺産をエンターテイメントを通じて祝う伝統の管理者です。私たちは、年間を通して数多くのアイルランドイベントを開催している非営利のイベント運営団体です。毎年、Grand Marshal Bal– グランドマーシャルボール、St. Patrick’s Parade Lunch– セント・パトリックス・パレード・ランチ、Celtic Island– ケルティック・アイランド、トロントの St. Patrick’s Parade Toronot– セント・パトリックス・パレード・トロントを開催しています。


St. Patrick’s Parade Route
-セント・パトリックス・パレードの 2024年のルート

St. Patrick’s Day Parade– セント・パトリックス・デイ・パレードは、正午12時にスタートし、行進の列はルートのどの地点でも1時間30分続きます。

St Patrick's Parade Route-2024

2024年の今年、昨年2023年のルート(終着地点)が異なり、終着地点は Dundas St です。
トロントの St. Patrick’s Day Parade– セント・パトリックス・デイ・パレードは、St. George Street– セント・ジョージと Bloor St West– ブロア・ストリート・ウェストの角(地下鉄 St. George– セント・ジョージ駅近く)から始まり、Bloor Street– ブロア・ストリートを東に向かい、Yonge Street– ヤング・ストリートで南に曲がり、Dundas St– ダンダス・ストリートでゴールです。

因みに、下記画像のとおり、2023年では、Yonge Street– ヤング・ストリートで南に曲がり、最後に Queen Street– クイーン・ストリートで西に曲がり、Nathan Phillips Square– ネイサン・フィリップス広場のパレード審査台がゴールでした。


St. Patrick’s Day Parade- パレードルートへのアクセス

最寄りの GO 駅 または、TTCの地下鉄1号線に乗り換え、Museum 駅で下車し、Avenue Road 駅と Bloor Street West 駅でパレードのスタート地点に到着できます。

地下鉄 TTC からのパレードルートへのアクセス可能な駅

地下鉄 TTC からは、次に挙げる駅でアクセスできます
St. George– セントジョージ、Museum– ミュージアム、Bloor– ブロアー、Wellesley– ウェルズリー、College– カレッジ、Dundas– ダンダス、Queen– クイーンの各駅からアクセス可能です。

GO からのパレードルートへのアクセス

GOの電車またはバス路線で Union Station- ユニオン駅を起点とした GO からのパレードルートへのアクセスを確認できます。その全スケジュール、駅と停留所のリストは下記からご覧いただけます。
full schedule and list of stations and stops here.

また、12歳以下のお子様はいつでも無料で乗車できます。
GO Transit Child Fare – Kids GO Free!


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