
カナダ・オンタリオ州の非常事態命令、2月29日まで延長
Doug Ford– ダグ・フォード政府は、現在、Reopening Ontario Act, 2020 (ROA)(7月21日. 可決)に基づき、施行されているほぼ全ての非常事態命令をで30日間、延長となりました。(2021年1月16日木曜日、午前0時1分から施行)当初、1月20日に非常事態命令が終了予定だったのですが、今回の延長により、2月19日まで非常事態命令は継続となります。
Reopening Ontario Act,2020 (ROA)は、新型コロナウイル(COVID-19)感染拡大時、介護施設の運営から、再開の様々な段階において、自治体の規則による価格の引き下げまでを網羅しています。
カナダ・オンタリオ州政府の声明
Solicitor General Sylvia Jones– 法務長官シルビア・ジョーンズは、2021年1月16日(土)次のように声明を発表しています。
「これらの命令を延長することで、新型コロナウイルス(COVID-19)の患者数と死亡者数の増加に対応するために必要な手段を確保し、特に弱い立場にあるオンタリオの人々を保護することができます。我々の医療能力を維持し、全員に予防接種が受けられるまで、オンタリオ人を保護します。」

非常事態命令の延長後初めての週末
今週末2月16日(土)・17日(日)には、オンタリオ州全域の Big box stores– 大型小売店が、新たな自宅待機命令の発令後、初めて、より厳しい検査を受ける見通しとなりました。
中小企業がカーブサイドピックアップまたはオンライン販売に制限されている一方、大規模な店舗がオンサイトショッピングの為に開店してる現状を許可している事ついて批判されてるDoug Ford– ダグ・フォードは、今週、大規模小売店での大規模なラインナップやその他の違反を取り締まると誓っています。
地域の労働監督官は、公衆衛生規則が確実に実施されている事を確認する為に、大規模な調査を行う予定です。
労働監督官による大規模な衛生検査
Labour Minister Monte McNaughton– モンテ・マクノートン労働相によると、Toronto- トロント、Hamilto- ハミルトン、Peel- ピール、York- ヨーク、Durham- ダラムの各地域の店舗を50人もの検査官が訪問し、従業員と顧客がマスクを着用していることを確認し、物理的な距離を保ち、安全ガイドラインに従っていることを確認します。
検査官はまた,新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の発生があった職場に向かい、適切な衛生プロコール・規則が守られていることを確認する予定です。
違反者・違反企業に対する罰金・罰則
外出禁止令は、外出が不可欠であるとみなされない限り、法律により、人々が家にいる事を義務付けています。 外出禁止令を無視して逮捕された個人は、罰金を科せられ、場合によって懲役刑に処せられる可能性があります。
具体的な例として、規則違反で捕まった人は全員、750ドルから1000ドルの罰金を科せられます。有罪判決を受けた場合、罰金は個人に対しては、最大10万ドルまたは懲役1年に対しては10万ドルになる可能性があります。企業が規則違反を行った場合は、1000万ドルの罰金を科せられる可能性が有ります。
労働監督官の権限
Labour Minister Monte McNaughton– モンテ・マクノートン労働相の説明によると、査察官は5人以上のグループを一時的に閉鎖・解散させる権限も持っているという事です。
トロント警察は,規則を守らない事業者やレストラン,5人以上の集会・発券集会の告発に力を入れていく事を明らかにしています。
自宅待機命令では、路上で車や人を停めてそれらが適合しているかどうかを確認する権限は有りませんが、警察官が命令に違反している疑いがある「reasonable and probable grounds– 正当かつ十分な根拠」がある場合は、その人の身元確認や令状をだす事ができます。 もし個人が応じなければ、警察官を妨害したとして逮捕されるかもしれません。
Myron Demkiw- マイロン・デムキウ副署長の声明
Deputy Chief Myron Demkiw– マイロン・デムキウ副署長は次のように述べています。
「トロント警察当局のメッセージは、「家にいて安全を守る事」です。 私たちは、新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延を抑制し、家族やコミュニティの安全を維持し、病院や医療従事者を支援する為に、皆一人一人において、旅行を重要な理由に限定する個人的責任を負っています。」
— Toronto Police Operations (@TPSOperations) January 16, 2021
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