The 6ix
「The 6ix」は、「トロント」の事を意味・指す、いわゆる「トロントのニックネーム」です。
「The six」「The 6」「6IX」、とも書いたり、言われたりします。
当初、「The 6ix」は、Great(er) Toronto Area (GTA)-グレート(ター)・トロント・エリア”である6つの都市の事を指していました。
しかし今では、ほとんどの場合「トロントそのものを指す語」いわゆる、ニックネームとして使われます。
当時、この新しいニックネームを支持しない人々もいましたが、
それ以上に、有名人・アスリート・トロント市民の熱烈な支持が有り、
”The 6ix””The 6””The six”はトロントの新しいニックネームとなりました。
トロント市内地区・ GTA・CMA
”Great(er) Toronto Area (GTA)-グレート(ター)・トロント・エリア” についてご紹介しています。
併せてご覧ください。→「トロント市内地区・ GTA・CMA」
”The 6ix=Toronro”となった由来
大きな理由、最終的に”The 6ix=Toronto”と定着する事になったのは、
カナダ出身のラッパー兼、俳優である、
「Aubrey Drake Graham – オーブリー・ドレイク・グラハム」、通称”Drake-ドレイク”の働きが有ったからです。
”Drake-ドレイク”のアルバム”Views from the 6”
To the city I love and the people in it…Thank you for everything #VIEWS pic.twitter.com/HEXHNwrWwd
— Drizzy (@Drake) April 25, 2016
「Drake – ドレイク」のアルバム、「Views from the 6」(2014年7月14日発表)を発表されました。
このアルバムのタイトルにとトロントを「The 6」と表した事がきっかけであり、始まりとなりました。
ドレイクのオリジナルブランド「October’s Very Own – オクトーバーズ・ベリー・オウン」
その後、彼のオリジナルファッションブランド「October’s Very Own – オクトーバーズ・ベリー・オウン」が有ります。
このドレイクのオリジナルファッションブランド「October’s Very Own – オクトーバーズ・ベリー・オウン」で、
トロントのニックネームとして「The 6ix」「The 6」「The six」「6IX」等を使用した事により、更に広まって行きました。
「Drake – ドレイク」の地元愛の基に誕生
数字「6」の背景として、1998年まで、現在トロントである都市は、6つの異な自治区でバラバラでした。
それは、トロント、スカーバラ、ノース・ヨーク、ヨーク、イースト・ヨークの6つの自治区です。
その後、6つの自治区が1つとなり、現在のトロント市となっている事が関係しています。
「Drake- ドレイク」のアルバム、「Views from the 6」(2014年7月14日発表)を発表されました。
当時のドレイクのInstagramのフォロワーは、約3300万人有り、現在も増え続けています。
ドレイクが、SMSやメディア等に対して発言した事
「私がした全ての事は、”人々が人々自身の都市に誇りに持つようになる方法”を見つける為に起こした事でした。」
そして、「Drake – ドレイク」は、「The 6ix」が何であるかについて明らかにはしていませんが、
「The 6ix」が、彼自身の故郷への言及である事を示唆しています。
俳優「ウィル・スミス」も「ドレイク」を支持
有名人な支持者の一人に俳優「ウィル・スミス」がいます。
「ウィル・スミス」が登場している2016年公開の映画「Suicide Squad – スーサイド・スクワッド」は、トロントで多く撮影され、
ユニオン駅、ベイ駅、ヤング通り、イートンセンター等、多くのストリートや駅が映画に登場します。
そして、彼はCNタワーの目の前で、彼自身のフェイスブックにある投稿をしました。
「Chillin in the hotel. Lovin’ the 6,…」 という様にトロントの事を「The 6」と言っています。
Chillin in the hotel. Lovin’ the 6
Will Smithさんの投稿 2015年6月10日水曜日
その他の有名人もドレイクを支持
6-0 in The Six!!! @JoeyBats19 doubles home @BringerOfRain20! #ComeTogether
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) October 21, 2015
俳優 「ウィル・スミス」以外にも、「The 6ix」「The 6」「6IX」等を使用する有名人がいます。その有名人は下記の通りです。
・アスリート:トロント・ブルージェイズの「Jose Bautista」や他の選手達は、彼らのTwitterやInstagramの上で頻繁に使用しています。
(上記 Twitter 参照)
・市議員・元副市長:「Norm Kelly」は、日々の発言に使用。
・W magazine 誌のアート・カルチャーディレクター:Diane Solway
・カナダのシンガーソングライター:Dan Talevski
・ライフスタイル・ブロガー:Casie Stewart
その他にも、多くの影響力のある人々も使用しています。
メディアでの使用例
トロントでのイベントたメディアでも使用されています。
・メッセージ発信アプリ「Snapchat」:トロントで撮影された写真の上から添付可能な”The 6”ステッカーを加えました。
・「Canon Canada」:YouTubeに完璧にスカイラインを撮影する方法を”The Six After Six”と呼びました。
・「モントリオール銀行」:ツイッターで利用者の自宅周辺のスポットを検索する為の呼掛けに「looking to live in #the6」と表記しました。
スマートフォン‐ゲームにも⁈
「In Running Through」というスマートフォン対応ゲームが出ました。
当時、iOSにおいては無料、Androidでは、3カナダドル以下でした。
非常に残念なことに、日本では使用できません。
ゲーム内容として、プレイヤーは、漫画化された”Drake-ドレイク”で、”Drake-ドレイク”としてプレイできます。
プレイヤーのあなた漫画「Drake-ドレイク」は、ステージ上の「6」を集めていきます。
建物の屋根を飛びわたりながら、障害物などを避け、また、車椅子の人を誤って接触しないようにして進むゲームです。
JUNE 5, 2017 時点情報
その他のトロントのニックネーム
・TO / T.O.
・T-Dot / Tdot
・The Big Smoke
・Hogtown
・Baby New York
「TO / T.O.」は現在も人気で使用されているニックネームです。
「T-Dot / Tdot」もまだ使用する人々がいます。
「Big Smoke」と「Hogtown」は、他のニックネームに比べると、使用する人が減少しています。
「Baby New York」は、経済の話を含め話の内容によっては、耳にすることも有るかと思います。
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