【 The Request Stop program 】
内容
規定時間の間、このプログラム対応バスに一人で乗る場合、運転手に降りたい場所をリクエスト(要請)すると、運転手の判断の上、
通常の停留所以外の場所でもバスを停車させてくれて、下車できるという、安全に関する取り組みであるサービスプログラムです。
要するに・・・
「おひとり様の夜間帰宅をサポートするサービスプログラム」
「バスの運行が夜間で有る事も有り、おひとり様である乗客の身を案じて、少しでも危険要因や大変さを軽減して差し上げましょう。」
です。
設立理由
1991年に大量強姦殺人事件が発生した為に設けられたプログラムです。
当初は女性のみが対象でしたが、2011年10月13日に世論からの要望や、ついには、LGBTQ 権利団体の Queer Ontario からの要請により、
必要であれば全ての乗客がリクエストストッププログラムを使える事になりました。
利用可能な対象者
帰宅脆弱者・全ての乗客(基本、おひとり様)
※設立当初は、夜間に帰宅する女性を守る為に実施されたプログラムでしたが、現在は、年齢・性別は関係なく全ての乗客が対象者です。
利用可能な時間
9:00pm ~ 5:00am
※運転手が、「交通の邪魔にならないか・安全に降ろせるか」等を判断した上で、バスを停車させるかどうかを判断・決断します。
運転手の判断によっては、停車できないと言われる場合が有ります。
プログラム実施バス
基本的には、”The Request Stop program”対応のバスのみ実施しています。
※トロント・ピアソン国際空港からトロント各方面へ出ている下記のバスは、このプログラム対応車です。
【300A】→ 表示名【 300 Bloor-Danforth TO WARDEN 】
【332】→ 表示名【 332 E Eglinton West BLUE NIGHT 】
【 The Request Stop program 利用にあたっての留意点】
【停車のリクエストのタイミング】
原則として、下車したい場所・ポイントの手前の停留所より、少なくとも一つ手前の停留所に到達したと時点で、
運転手にリクエスト(要請)を行います。
※急に停車希望地点をリクエストされても、バスは安全に停車できません。
【停車リクエスト例】
”Excuse me, I’d like to make a stop request.”
”Would you mind stopping at STREET, right after REGULAR-STOP?”
「すみません、停車リクエスト(要請)したいです。」
「通常の停留所の直後の通りで停車して頂けませんか?」
”Excuse me, I’d like to make a stop request.”
”Could you please let me off at the NEXT LIGHT?”
「すみません、停車リクエスト(要請)したいです。」
「次の信号の所で停車して頂けませんか?」
※何処で降りたいのかを正確に運転手に伝えて下さい。
※上記の英文内” STREET や NEXT LIGHT ”のところに、停車して欲しい場所・ポイントを入れて運転手に伝えて下さい。
【乗車口について】
バスの降り口は、前方のドアからのみ可能です。
※このプログラムでの停車において、後方のドアは閉じたままとなっている為、後方のドアからは下車できません。
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