トロントは世界で最も多文化的で多民族都市だと言われています。
ここでは、そんなトロントの実態的人口統計学、トロントの多様性、言語や宗教等についてご紹介します。
トロントの多様性
トロントは世界で最も多文化的で多民族都市だと言われています。
トロントの国勢調査の結果では、
1981年は13.6%、2011年は49.1%、2016年は51.5%もの住民が、
特定の民族に属しています。
トロントには、いくつかの特定民族の居住地域が有り、
これらはトロントの多文化主義を称賛しています。
トロントの特定民族の居住地
・チャイナタウン(Chinatown)
・コーソ・イタリア(Corso Italia)
・リトル・イタリー(Little Italy)
・リトル・インディア(Little India)
・グリークタウン(Greektown)
・コリアタウン(Koreatown)
・リトル・ジャマイカ(Little Jamaica)
・リトル・ポルトガル(Little Portuga)
・ロンセルベイズ(Roncesvalles)
これらの特定民族の居住地域についての詳細は、随時、ご紹介していきます。
お楽しみに!
→ 「トロントの特定民族の居住地域・コミュニティ-」
トロント市の住民の人口統計
ヴィジブル・マイノリティー(Visible Minorities)
カナダでは、非白人という意味で、
ヴィジブル・マイノリティーが用いられるます。
人口統計学のカテゴリーとして、国勢調査の際などに主に使われます。
ヴィジブル・マイノリティーは、雇用均等法で下記の様に定義されています。
「先住民族を除く、非白人系人種または肌の色が白くない人々
(persons, other than Aboriginal people, who are non-Caucasian in race or non-white in colour)」
つまり、 ヴィジブル・マイノリティーは、
黒人やフィリピン系、日系、ラテン・アメリカ系、アラブ系などを指します。
非白人系の人口は、2006年には530万人でしたが、
2031年には1440万人にまで達すると見られています。
また、2010年3月にカナダ統計局が発表したデータでは、
非白人系が占める割合が2031年には、トロント市で63%になると予想しています。
先住民族グルー(Aboriginal group)
ファースト・ネーション
ファースト・ネーション(カナダ英語: First Nations)は、
カナダに住んでいる先住民のうち、イヌイットもしくはメティ以外の民族のことです。
現在、カナダには50を超える民族に50種の固有言語を有する、
630を超えるファースト・ネーションの共同体が存在し、
そのうちおよそ半分はオンタリオ州かブリティッシュコロンビア州に居住しています。
人口は2011年の国の世帯数調査によれば1,400,000人を超え、これはカナダの全人口の4パーセントにあたります。
メティ
メティ(仏: Métis)は、
クリー、オジブワ、アルゴンキン等のカナダインディアン(ファーストネーション)とヨーロッパ人の間の混血子孫で、
イヌイット、インディアンと並びカナダの先住民族の一つです。
居住地は、ブリティッシュコロンビア州、アルバータ州、サスカチュワン州、
マニトバ州、オンタリオ州、ケベック州、ノースウエスト準州、
アメリカ合衆国のモンタナ州、ノースダコタ州、ミネソタ州北西部に分布しています。
イヌイット (Inuit)
イヌイット (Inuit) は、
カナダ北部などの氷雪地帯に住む先住民族のエスキモー系諸民族の1つで、
人種的には日本人と同じモンゴロイドです。
極めて寒冷な地域である、カナダ北海岸の諸州であるユーコン準州、
北西準州、ヌナヴト準州、ケベック州、ニューファンドランド州
アメリカ合衆国のアラスカ州、デンマーク領のグリーンランドに住んでいます。
source:Wikipedia
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