湖に浮かぶ、世界最大級の黄色いアヒルとは?
湖に浮かぶ、世界最大級の黄色いアヒルとは?その答えは、「The World’s Largest Rubber Duck」です!
そして、この「The World’s Largest Rubber Duck」は、トロントの夏のフェスティバルの一つ、第10回 Redpath Waterfront Trail Festival- レッドパス・ウォーターフロント・トレイル・フェスティバル内の展示物の一つなのです。
世界最大級のラバーダック「The World’s Largest Rubber Duck」がこの秋、トロントに戻ってきます、そして今年2021年の内容は新しい趣向を凝らしたものとなっています!
2021年の「The World’s Largest Rubber Duck」は?
世界最大のゴム製のアヒル「The World’s Largest Rubber Duck」がトロントに戻ってきた!
2021年の「The World’s Largest Rubber Duck」は、2017年に以前私たちの水辺に浮かんでいた高さ6階建て、重さ3万ポンドの「「The World’s Largest Rubber Duck」」を現実に表現するAR(拡張現実)の展示物となります。
世界最大の黄色いアヒル
「The World’s Largest Rubber Duck」が居る場所
世界最大のゴム製のアヒル「The World’s Largest Rubber Duck」が居る場所は、Rees WaveDeckの近くです。この場所は、「The Waterfront BIA」が提供するトレイルの5つ目のARスポット「A BIG REUNION」です。
「What the Duck!?- アヒルだーーっ⁉」
世界最大級のゴム製の黄色のアヒル「The World’s Largest Rubber Duck」と、これまでで最も人気のあるフェスティバル・プログラムに仮想の挨拶をしよう!
QRコードをスキャンすることで、バーチャルリアリティの中で有名なラバーダックの大きさを変えることができます!
オリジナルのお母さんアヒル(ママダック)は高さ6階、体重30,000ポンドで、私たちと一緒にお祝いするために2017年に浮かんでいた経緯が有ります。
黄色のアヒルは、5つめのARスポット
「 A BIG REUNION」の場所に!
339 Queens Quay West (North East corner of HTO Park)- HTOパークの北東角(※下記地図)
この地図に関しては、ページ後半のインタラクティブマップ「THE TRAIL」にてご紹介しています。
The Waterfront BIA Area Map
Rees WaveDeck : http://www.explorewaterfrontoronto.ca/project/wavedecks-2/
The Waterfront BIA : https://www.waterfrontbia.com/
トロントの夏のフェスティバル
「Redpath Waterfront Trail Festival」
「Redpath Waterfront Trail Festival」は、Billy Bishop Airport 提供、トロントのウォーターフロントで開催されるライブミュージック、フード、ドリンク、エンターテイメントが楽しめる年に一度のイベントです。3年に1度、このフェスティバルでは、雄大なトールシップ(伝統的な艤装を施した大型帆船)の船団「Project Name: Tall Ships Challenge」がトロントにやってきます。
「Redpath Waterfront Trail Festival」とは?
「Redpath Waterfront Trail Festival– レッドパス・ウォーターフロント・フェスティバル」は、2010年に始まった毎年恒例のトロントの夏のイベントです。
毎年、このフェスティバルでは、ライブ音楽、食べ物、子供向けのアクティビティ、海に関するプログラムなど、陸上と水上のエンターテイメントが行われます。また、3年に1度、雄大なトールシップの船団「Project Name: Tall Ships Challenge」をトロントに迎えます。このフェスティバルは一般公開されており、誰でも無料で参加することができます。
陸上と水上のエンターテイメントでは、かつて水位線があった場所での「水の上を歩く」疑似体験や、ウォーターフロントの産業の過去と未来の変化を覗き見ることができたり、クジラと一緒に泳ぐことができたりします。
また、トレイル周辺には、Anishinaabe- アニシナベ族のアーティスト、Qu-e Rock による生きたグラフィティの壁画、浄水システムに組み込まれたコンクリートとガラスの彫刻、風の変化に反応する月時計による虹色の光の波、Octavia Butler にインスパイアされた作品など、いくつかのアート作品が展示されます。
また、毎週末には、トレイルでポップアップ・エンターテイメントが開催されます。なお、2021年の今年使用される各ARストップは昼間に見るのがベストです。
また、「Pie Bar」,「Goodman Pub」,「Amsterdam Brewhouse」,「Against the Grain」などの地元企業では、トレイルが走っている間、トレイルマップを見せるとプロモーションを行っています。
source: https://towaterfrontfest.com/, https://linktr.ee/towaterfrontfest,
Pie Bar, Goodman Pub, Amsterdam Brewhouse, Against the Grain
「Water’s Edge Festival & Events (WEFE)」とは?
「Redpath Waterfront Trail Festival」の開始の約1年後の2011年に、「Water’s Edge Festival & Events(WEFE)」が、「Redpath Waterfront Festival」の運営を目的として設立されました。
組織名:Water’s Edge Festival & Events (WEFE)
設立:2011年に設立
組織形態:オンタリオ州の非営利法人
「Redpath Waterfront Trail Festival」のフェスティバルは、Water’s Edge Festivals & Events(WEFE)がプロデュースしています。
「Water’s Edge Festivals & Events(WEFE)」の目的
・年に一度の家族向けの優れたフェスティバルをプロデュースすること
・トロントとオンタリオ州に強力な経済効果をもたらすこと
・ウォーターフロントの重要な出資者を含め、地元、地域、全国で戦略的なパートナーシップを構築すること
「Water’s Edge Festivals & Events(WEFE)」のボードメンバー
WEFEのボードメンバーは以下の通りです。WEFEのボードメンバーは、ナンシー・ギャビン(レッドパス・シュガー社)、ケビン・カリー(ウォーターフロントBIA)、デボラ・ウィルソン(ポーツ・トロント)、シェイ・クラーク(インディペンデント)、ジェームズ・マンソン(インディペンデント)、ケビン・ポロック(インディペンデント)です。
Organization Website Link 組織のウェブサイトのリンク :http://towaterfrontfest.com/
Facebook: https://www.facebook.com/TOwaterfrontfest
Twitter: https://twitter.com/towaterfest
「Redpath Waterfront Trail Festival」開催情報
開催日時・場所
開催日時:2021年9月17日から10月3日までの2週間
開催場所: トロントのウォーターフロント沿い。バスや路面電車の停留所は、西はLower Spadinaから東はLower Sherbourneの間。
開催場所までの行き方
可能な限り、公共交通機関や自転車、徒歩で行くのがベター。ウォーターフロントの駐車場には限りが有る為。
交通機関「TTC」 を利用する場合
TTCバス「#6」を「Queens Quay」に沿って西回りまたは東回りで「Bay Street(Harbour Square Park行き)」または「Sherbourne Common」まで乗車。その他のルートやアクセス方法については、TTCの路線の詳細が分かる「TTC Trip Planner」をご覧ください。
source: TTC Trip Planner, Harbour Square Park, Sherbourne Common
交通機関「GO」などを利用し、「Union Station」から徒歩の場合
交通機関「GO」とTTC地下鉄の「Union Station」から南に向かって歩き、「Union Railway Station」を通って「ACC Galleria」に入り、左折して「Bay Street」に向かいます。「Queens Quay」まで南下します。
交通機関「GO」を利用して現地へ向かう場合、GO Trip Plannerをご覧ください。
source: GO Trip Planner
車での移動
工事による混雑や交通機関の遅れを避けるため、フェスティバル会場へは公共交通機関を利用し、「Union Station」から南へ徒歩で移動することをお勧めします。お車でお越しの方は、以下の道順をご参照ください。
・西側から向かう場合 – 「Highway 401」または「QEW」を東へ向かい、Toronto方面へ。「Lakeshore Blvd.」または「Spadina Ave.」で降り、「Queens Quay Blvd.」まで南下してください。
・東から向かう場合 – 「Highway 401」を西に向かって進み、「DVP」で「Lakeshore」出口へ。「Lakeshore Blvd」の信号を右折します。「Parliament Street」の交差点を左折し、「Queens Quay Blvd」に入ります。
駐車場
「waterfront」の駐車場は限られていますが、トレイル沿いには、「Harbourfront Centr」や様々な「Green P Parking」など、駐車できる場所がたくさんあります。
source: Harbourfront Centre, Green P Parking
「Redpath Waterfront Trail Festival」のARの利用について
インタラクティブマップ「THE TRAIL」
上図をクリックすると、「Redpath Waterfront Trail Festival」のホームページへ移動できます。そして、ページ中盤「THE TRAIL」の「インタラクティブマップ」が現れます。
特定の項目について探す場合は、
この地図「インタラクティブマップ」の上のカラーブロックをクリックすると、カテゴリーの表示・非表示を切り替えることができます。
カテゴリーの表示・非表示を切り替えることができます。
AR STOPS(赤色)
トロントのウォーターフロントの過去、現在、未来を示すユニークなAR(拡張現実)ストップ。
ART STOPS(黄色)
下のART STOPSをクリックすると、トレイル上に設置されたライブアートやパブリックアートのリストが表示されます。
PROMOTIONS(青色)
2週間のトレイル期間中、ウォーターフロントの地元企業が提供するお得なキャンペーンが。
ARストップの機能とは?
各ARストップには、キオスクや巨大な看板が設置されています。お手持ちの携帯電話とカメラを使って、看板に掲載されているQRコードを読み取ると、インターネットのブラウザから自動的にAR体験が始まります。画面に表示される指示に従うと、各停留所に命が吹き込まれます。AR停留所の位置は、ホームページのインタラクティブマップ「THE TRAIL」マップ上で確認できます。※AR停留所は日中の明るい時間帯のみ。
印刷版の「THE TRAIL」マップの設置場所
印刷された「THE TRAIL」マップはどこで手に入りますか?
トレイルマップの現物は、「Queen’s Quay Terminal 」のビジターセンターで配布しています(時間をご確認ください)。また、「Kardia Fitness」、「Tall Ship」、「Kajama、Amsterdam 」、「Brewhouse」などいくつかの停留所でも地図が配布されています。また、ホームページでデジタル表示することもできます。
source: Queen’s Quay Terminal, Kardia Fitness, Tall Ship Kajama, Amsterdam Brewhouse
source: A giant rubber duck is seen on Toronto’s harbourfront on June 30, 2017. CITYNEWS
「Redpath Waterfront Trail Festival 2020」の経済効果
予想外に物議を醸した巨大なゴム製のアヒルを開催したトロントのウォーターフロント・フェスティバルが、数百万ドルの経済活動を生み出したと発表しました。
Enigma Research– エニグマ・リサーチ社が行った調査によると、Redpath Waterfront Trail Festival 2020の経済効果は760万ドルを記録したとのことです。
約75万人の来場者がありましたが、これは世界最大の黄色いラバーダックと称されるアトラクションのおかげだとフェスティバルは考えています。
6階建て、13,600キログラムのこの黄色いアヒルは、映画祭が総費用20万ドルをかけてトロントに持ち込んだものです。
オンタリオ州政府はこのフェスティバルに約12万ドルの補助金を出しましたが、一方で、野党の政治家たちは「税金の使い方がおかしい」と表明。
ですが、映画祭によると、カナダデーの週末、地域の企業は記録的な売り上げを達成し、トロントの島の閉鎖で厳しい夏を過ごした水上タクシーのビジネスも活発になったとのことです。
「Redpath Waterfront Trail Festival 2020」の経済効果に関する実績
・フェスティバルの経済効果:760万ドル
・フェスティバルの入場者数:750,000人
・観光客が参加した割合 31
・アヒルの高さ:6階建て
・アヒルの重量:13,600キログラム
・トロントにアヒルを持ち込む費用:20万ドル
・オンタリオ州からの助成金:12万ドル
・カナダ連邦政府からの資金:25万ドル(6都市を回る場合)
source: https://toronto.citynews.ca/2017/10/12/giant-rubber-duck-economic-boon-festival-says/
黄色いアヒルさん「The World’s Largest Rubber Duck」ギャラリー
2017年のアヒルさんの動く様子
So was the world’s largest rubber duck worth its inflated price tag?Festival organizers now say 🐥 drew in $7.6M of economic activity pic.twitter.com/FS5aaN4jUf
— Amanda Ferguson (@ByAmandaFergie) October 12, 2017
source: The six-storey tall rubber duck has visited Toronto for real in past summers. Not this year, though. – Steve Russell / Toronto Star File Photo
「Redpath Waterfront Trail Festival 2020」の様子
2020年は、「Redpath Waterfront Trail Festival」にとって10周年を迎えた年でした。
「Redpath Waterfront Trail Festival」のプロジェクトの一つ 「Tall Ships Challenge」
「Tall Ships Challenge Great Lake Series」は、Tall Ships America 社が主催する五大湖を巡るレースです。このレースは、夏の間、カナダやアメリカの港町に立ち寄りながら開催されるものです。
このレースには、平均して15隻の国際的な大型船が参加しており、港から港への移動の際には時間が計測されます。
このレース開催中に立ち寄るの港では、「Maritime Market」、「sail-training activities」、「live entertainment」など、家族向けのアクティビティも多数用意されました。
トロントの夏のフェスティバル「Redpath Waterfront Trail Festival」では、3年に一度、「Tall Ships Challenge Great Lake Serie」の一環として、荘厳な船団を街のウォーターフロントに迎え入れていますが、2019年開催時には、トロントがスタート地点となりました。
2019年は、「Queen of the North Atlantic」を模した「Bluenose II」が船団を率いて、10年以上ぶりにトロントを訪れた年でもありました。また、今年は世界を7回航海した3本マストの「Picton Castle」も登場しました。
他にも、「US Brig Niagara」、「Pride of Baltimore II」、「Denis Sullivan」、「Fair Jeanne」、「St.Lawrence II」、「Playfair」などの船が参加していました。また、カナダ海軍は、最古かつ最長の任期を持つ軍艦「HMCS Oriole」を率いてこのフェスティバルに参加しました。
また同年は、トロント以外にも、Midland– ミッドランド、Sarnia– サーニア、Kingsville– キングスビル、Brockville– ブロックビルといったオンタリオ州の4つの港で「Tall Ships Challenge Great Lake Series」は開催されました。
source: Tall Ships Challenge Series, https://dailyhive.com/toronto/tall-ships-redpath-waterfront-festival-june-29-july-1-2019?auto=true
参考:2019年「Tall Ships Challenge」開催情報
「Tall Ships Challenge 2019」は、2019年6月29日から9月1日まで、トロント、ミッドランド、サーニア、キングスビル、ブロックビルで開催されました。
Tall Ships America 社が主催するレースシリーズ「Great Lakes Series」のオンタリオ州で、2019年夏に「Bluenose II」を含む約15隻の国際的なトールシップがアメリカとカナダの都市に向けて出航されました。
2019年は、カナダデーの週末にトロントで開催される「Redpath Waterfront Festival」でスタートし、3ヶ月間にわたり、オンタリオ州内の5つの観光地域で4つの異なる週末に開催されました。
5つの港でのプログラムは以下の通りでした。
(1)トロント-「レッドパス・ウォーターフロント・フェスティバル」の一環として(6月29日〜7月1日)開催
(i)船の見学
(ii)音楽ライブ
(iii)ウォーターフロント・マーケット
(iv)「帆の到着パレード」を実施
(2)Sarnia– サーニア(8月9日〜11日):他の2つのフェスティバルと並行して開催。
「Artzcape By the Bay」(ユニークな職人のショー)と「Bluewater Borderfest」(カントリーとロックの音楽祭)
(i)1800年代のドックをテーマにしたイベント
(ii)花火ショー
(iii)ジョージアン・ベイの戦いの再現
(iv)50以上のベンダーが参加するフェスティバル・マーケット
(iv)乗り物、ゲーム、バスカー、木こりショーなどのミッドウェイ
(3) Midland- ミッドランド(8月9日〜11日)
「Feast Fest」と呼ばれるフードフェスティバルに合わせて開催
(i)1800年代のドックをテーマにしたイベント
(ii)花火ショー
(iii)Battle of Georgian Bayの再現
(iv)50以上のベンダーが参加するフェスティバルマーケット
(iv)乗り物、ゲーム、バスカー、木こりショーなどのミッドウェイ
(4) Kingsville- キングスビル(8月15日~18日)
(i)キャプテンパーティーとセイルアウェイ
(ii)ローカルフードとワインのベンダー
(iii)フライボード・ハイドロフライト装置
(5) Brockville- ブロックビル(8月29日~9月1日)
(i)ディナークルーズと船のツアー
(ii)ロカビリーフェスティバル
(iii)子供向けの「海賊の野営地」
source: https://www.ocaf.on.ca/events/event/?eventid=1420
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