Canada Day-カナダ・デー「7月1日」

トロントのイベント(年中行事)

2023年7月1日(土)は、「Canada Day- カナダ・デー」!
2023年になる今年、カナダは建国から156年、156歳になります!
7月1日(土)の Canada Day– カナダ・デー!トロントでは市内全域においてイベントが満載です!
トロント各地で盛大なお祝いをはじめ、花火大会も盛りだくさんです!


Canada Day- カナダ・デーとは?

Oakville’s Canada Day celebration

「Canada Day- カナダ・デー」 はカナダの建国記念日です。

1867年7月1日、英領北アメリカ法が英国議会で成立し、北米にあったイギリス自治領(Ontario– オンタリオ州、Québec– ケベック州、New Brunswick– ニュー・ブランズウィック州、Nova Scotia– ノバ・スコシア州の4州)が、「カナダ連邦」として1つとなった日です。
カナダが一つの連邦として自治を開始し、カナダがイギリスから自治権を獲得し独立した日です。
カナダでは、毎年7月1日は連邦休日として制定されています。

カナダ建国とは

 Canada-Day

カナダの建国は「大英帝国からの独立=自治権獲得」ではなく、
「既に自治権が大英帝国から与えられていた北米のイギリス自治領が、大連合して統一政府を作った事」=「カナダ建国(自治領大連合)」なのです。

カナダ建国(自治領大連合)の背景には、複数の自治領を連合して強大なアメリカ合衆国に対抗する目的がありました。大英帝国も自治領の防衛を自治領自身に任せる政策に転換し、自治領の大連合を承認した、という事なのです。

カナダのお隣の国、独立戦争を経てイギリスから独立したアメリカと度々、比較される点でも有ります。

因みに1982年までは「Dominion Day– 自治の日」と呼ばれていましたが、1982年から「Canada Day- カナダ・デー」 呼ばれるようになりました。初代首相は保守党のジョン・マクドナルド。


カナダ建国前(略歴)

カナダの起源は17世紀初めにフランス人が St. Lawrence River– セントローレンス川流域に入植したのが始まりです。
ヨーロッパ諸国によるアメリカ大陸の植民地化以前に、アメリカ先住民諸族が居住していました。
近代国家の萌芽は、英仏両国による植民地化で始まりました。
(British America and the British West Indies– 英領アメリカおよび New Franceヌーヴェル・フランス)
French and Indian War– フレンチ・インディアン戦争で敗れたフランスは北米植民地をほぼ手放し、カナダは1763年から British Empire– イギリス帝国に包括されました。
イギリス領となり、フランス系住民と先住民がイギリス帝国の支配に組み込まれまれた後、
1867年に Commonwealth of Nations– 英連邦制内の自治領となったことをきっかけに独立が進み、1931年、Statute of Westminster 1931– ウエストミンスター憲章で承認され、Constitution Act, 1982– 1982年憲法制定をもって政体が安定し、事実上独立国家となりました。

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The Proclamation of the Canadian Flag, 1965.
© Library and Archives Canada, Acc. No. 1989-253-1

カナダの建国・歴史についての詳細は、本ページ後半に在りますので、是非、御覧ください。
カナダの建国・歴史


カナダ基本情報- 2023

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正式国名:Canada– カナダ
 1535年にフランス王国の探検家 Jacques Cartier– ジャック・カルティエが St. Lawrence Rive– セントローレンス川流域に達した際に聞いた Iroquois Confederacy– イロコイ族の「村落」を意味する語「カナタ(kanata)」に由来すると考えられています。
国名「Canada- カナダ」の由来
カナダ国旗:メープルリーフを中央に配した、赤色と白色の旗。
首都:Ottawa– オタワ
最大の都市:Toronto– トロント (オンタリオ州の州都)
面積:9,985,000 km² (世界第2位の面積)
人口:38,727,858万人 (2023年6月28日現在)
政治体制立憲君主制
 公式にはイギリス国王が国家元首(ただしカナダではあくまでカナダ国王の扱い)です。
 形式的にはカナダ総督がカナダ国王の代理を務め、また実質的な首長は、総選挙により選出される連邦政府の首相です。
行政:議院内閣制
 カナダは、歴史的に各州の合意により連邦が設立された経緯があることから州に大幅な自治権が認められており、それぞれの州に首相、内閣および議会があります。
 このためカナダにおける政治とは、州政府対連邦政府の駆け引きそのものと言えます。
立法:二院制 (立法府たるカナダ議会はオタワに所在し、上院定数105名、下院定数338名の二院制を採用)
政党:主な政党には Conservative Party of Canada– カナダ保守党(中道右派・保守主義)、Liberal Party of Canada– カナダ自由党(中道左派・リベラリズム)の二大政党と、新民主党(中道左派・社会民主主義政党)、Bloc Québécois– ブロック・ケベコワ(ケベック州の地域政党である左派)、Green Party of Canada– カナダ緑の党(環境保護主義)がある。
 因みに、Liberal Party of Canada– カナダ自由党の 2023年現在の党首は、カナダ首相の Justin Trudeau– ジャスティン・トルドー。
元首:イギリス国王 Charles III -チャールズ3世 (※2023年6月現在) → カナダの国家元首
首相:
Justin Trudeau– ジャスティン・トルドー首相 (※2023年6月現在)
公用言語:英語とフランス語
 厳密には、Québec– ケベック州はフランス語のみ、New Brunswick– ニューブランズウィック州は英語とフランス語を州の公用語とし、他州は英語のみを州の公用語としています。
 なお、Yukon– ユーコン準州では英語とフランス語、Nunavut– ヌナブト準州では英語、フランス語、Inuktitut– イヌクティトゥット語、イヌイナクトゥン語、Northwest Territories– ノースウエスト準州では英語、フランス語、Inuktitut– イヌクティトゥット語、Inuinnaqtun– イヌイナクトゥン語、Nēhiyawēwin– クリー語、Tłı̨chǫ Yatıì– ドグリブ語、Denesuline– チペワイアン語、サウススレイビー語、ノーススレイビー語、Gwich’in– グウィッチン語、イヌビアルクトゥン語も公用語となっています。
通貨:カナダドル (CAD)


カナダ人の「Canada Day- カナダ・デー」の過ごし方

Canada Day- カナダ・デー」当日は、街の通りが歩行者天国になり、フードトラックや屋台が出て、カナダの人々は皆で一緒にお祝いをします!
至るところで開催されるフェスティバルやイベント、花火が打ち上げられますイベントに行ったり、レストランやパブ、またホームパーティーなど、人々は「カナダのナショナルカラーである赤色と白色」のTシャツや帽子などを着用して、カナダ国旗を持ったり飾ったりしてお祝いします。

Canada Day- カナダ・デー」当日は、レストランやカフェなどの営業を除き、政府関連施設や銀行、公私立学校、一般企業、ほとんどのビジネスやサービス、スーパーマーケットやショッピングモールなどが休業となります。
7月1日が日曜日の場合は、翌日の7月2日が振替休日として休日となります。

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カナダのグッズは、カナダのお手頃価格の店「Dollarama」などで人々はよく買い揃えます、是非チェックしてみてください!
Dollarama、カナダ全土で700店舗を新規オープン!

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ちなみに、 「カナダのナショナルカラーである赤色と白色」という 2つのカラー、
赤と白の組み合わせとカエデの葉は、「Canada’s cultural heritage- カナダの文化遺産」、 「hope- 希望」、 「peace- 平和」、「neutralit- 中立」という「nation’s values」国の価値観を表しています。
そして、「赤色は勇気と強さ」を、「白々は清浄と誠実」を表しています。
コチラも併せてご覧ください!
知ってそうで知らなかったカナダ国旗、直近のカナダの国旗から現在のカナダの国旗についての内容から、現在の国旗のデザインの意味・象徴、色の詳細情報、そして過去のカナダの国旗のデザインもご紹介しています。
カナダの国旗
National Flag of Canada Day


カナダの国王は?

カナダの国家元首は、現在チャールズ3世、その前は 女王エリザベス2世です。

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AUCKLAND, NEW ZEALAND – November 18: Official Portraits for the Prince of Wales and the Duchess of Cornwall November 18, 2019 AUCKLAND, New Zealand. (Photo by Mark Tantrum/ http://marktantrum.com)

カナダはイギリス連邦(正式には Commonwealth– コモンウェルス)に属し、Heads of State of Canada– カナダの国家元首である King of Canada– カナダ国王はイギリス国王が務めます。
したがって、カナダの君主でもある Heads of State of Canada– カナダの国家元首は、現在チャールズ3世です。
約70年に渡り在位したエリザベス2世(第6代/1952年以降の国王)ですが、2022年9月に生涯を閉じてからはエリザベス女王の長男として皇太子を務めてきたチャールズ王が新国王として即位しました。

加えて、カナダは立憲君主制です。 形式的にはカナダ総督がカナダ国王の代理(Governor General of Canada– イギリス国王に任命された総督)を務め、また実質的な首長は、総選挙により選出される連邦政府の首相です。2023年7月1日現在の Prime Minister of Canada– カナダ総督は、Justin Trudeau– ジャスティン・トルドーです。

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Justin Trudeau March 2022.

カナダの雑学・トリビア -歴史編

「Canada- カナダ」 が真の独立国になったのはごく最近⁉
カナダが現在の国旗を手に入れてまだ約100年、国名「Canada- カナダ」の由来など、カナダのトリビア(歴史編)が満載のこちらも併せてどうぞご覧ください!
カナダの雑学・トリビア -歴史編-


カナダ・デーの当日に開催されるイベント・花火

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People enjoy Canada Day celebrations at LeBreton Flats in Ottawa July 1, 2022. (Sean Kilpatrick/The Canadian Press)

カナダの首都 Ottawa- オタワ、Parliament Hill にて

カナダの首都 Ottawa– オタワの Parliament Hill– パーラメント・ヒルは、50年以上にわたってカナダデーの公式会場となっています。

2023年の今年は、Canada day– カナダ・デーの当日 Parliament Hill– パーラメント・ヒル周辺において、午前10時から午後2時までの間に数回行われる changing of the guard ceremony performed– 衛兵交代式や、午前10時45分から午後4時30分までの間に行われるパイプとドラムのショーなどの無料アクティビティがあります!

昼間のショーは午前11時45分から午後1時30分まで、夜のショーは午後7時15分から10時まで、花火は午後10時に近くで打ち上げられます!
天候が良ければ、午後12時5分に Royal Canadian Air Force– カナダ空軍が国会議事堂上空を飛行する予定です!

Old Hull– オールド・ハルでは午前11時から午後8時まで、Portage Bridge– ポーテージ・ブリッジでは午前10時から午後8時まで、音楽パフォーマンスとプロレスの試合が行われます!

Bank of Canada Museum– バンク・オブ・カナダ博物館と 100 Wellington St– 100ウェリントン・ストリートでも展示が行われます。

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Parliament Hill of Canada

トロント市内のイベント・花火情報

1. East York Toronto Canada Day Festival (Stan Wadlow Park) (イベント・花火)
East York– イースト・ヨークで開催されます。
会場は Stan Wadlow Park、パレードは Dieppe Park にて 10:30AMから始まります。
イベントは、Stan Wadlow Park にて 11AMから開始、各種アクティビティやベンダーマーケット、メインステージでのパフォーマンスなどのショーが有ります。
花火は、10:00AMから開始予定です。

開催日時:7月1日(土) 11:00AM – 10:00PM (パレード開始時間:10:30AM)
花火開始時間:10:00AM
開催場所:373 Cedarvale Ave East York, M4C 4K7
開催情報公式サイト:East York Toronto Canada Day Festival

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2. Q107 Canada Day Weekend (Woodbine Park)(イベント/花火)
Q107 Canada Day Weekend で、赤と白のロックで盛り上がりましょう!
6月30日(金)、7月1日(土)の2日間、Q107 Canada Day Weekend は、食事や楽しいイベント、そして楽しい音楽で盛り上がります!
Q107 Rock & Roll Tributes で世界最高のバンドを特集します。
そして、7月1日(土)の夜には、Ashbridges Bay からトロント最大の花火が打ち上げられます!
素晴らしいロックの “ライブ “セットで締めくくられます!
パーティーの会場は、ビーチ近くの Woodbine Park– ウッドバイン・パーク。
キッズゾーンではアートやクラフト、おいしい食事、ビアガーデン、そして何よりも…。ロックンロール!
(公式ホームページより)

開催日時: 6月30日(金) 6:30PM~7月1日(土) 11:00PM
花火開始時間:10:00PM頃~
開催場所:Woodbine Park /1695 Queen St E, Toronto, ON M4L 1G7
開催情報公式サイト: Q107 Canada Day Weekend, Toronto City official website 内

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3. Canada Day at Downsview Park (イベント/花火)
7月1日のカナダ・デーには、毎年恒例のフェスティバルが開催されます!フェスティバル・テラスでお会いしましょう!ライブ・エンターテイメント、子供向けゲーム、インフレータブル、ベンダーなど盛りだくさんです!すべて無料です。お友達、ご家族、ご近所さんをお誘い合わせの上、午後から夕方までお楽しみください。
花火やフードトラックもありますよ。
(公式ホームページより)

開催日時: 7月1日(土) 4:00PM-10:30PM
花火開始時間:10:00PM~(10:20 PMまで)
開催場所:Downsview Park / 70 Canuck Ave, North York, ON M3K 2C5
開催情報公式サイト:Canada Day at Downsview Park

 downsviewpark.ca-canada day

4. Ashbridges Bay Park (花火)
Ashbridges Bay ParkCanada day– カナダ・デー恒例のトロント主催の花火があ打ち上げられます!
湖畔でピクニックをしたり、ハイキングに出かけたり、水辺の焚き火台でくつろいだり。
午後10時からは鮮やかな花火が打ち上げられます!

開催日時:7月1日(土)
花火開始時間:10:00PM~
開催場所:Ashbridges Bay Park /1561 Lake Shore Blvd E, Toronto, ON M4L 3W6
開催情報公式サイト:Toronto City official website 内

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5. Centennial Park Etobicoke (花火)
EtobicokeCentennial ParkCanada day– カナダ・デー恒例のトロント主催の花火があ打ち上げられます!
この Etobicoke の公園に立ち寄って、さまざまなトレイルをサイクリングしたり、たくさんの池のそばを散策したりして1日を過ごしたら、午後10時からの魅惑的な花火ショーを毛布を敷いて鑑賞しよう!

開催日時:7月1日(土)
花火開始時間:10:00~
開催場所:Centennial Park Etobicoke / 256 Centennial Park Rd, Etobicoke, ON M9C 5N3
開催情報公式サイト:Toronto City official website 内

Centennial-Park-Etobicoke

7月1日(土)当日には、同じ Centennial Park Etobicoke にて開催中の TORONTO’S LARGEST RIBFEST 2023 も楽しめます! 入場無料でライブミュージックやお肉などのフードを楽もう!

TORONTO’S LARGEST RIBFEST 2023
開催日時:6月30(金) – 7月3日(月)
FRI, JUNE 30, 2023 – 12:00PM – 11:00PM
SAT, JULY 1, 2023 – 12:00PM – 11:00PM
SUN, JULY 2, 2023 – 12:00PM – 11:00PM
MON, JULY 3, 2023 – 12:00PM – 7:00PM
開催情報公式サイト: TORONTO’S LARGEST RIBFEST 2023

ORONTO’S LARGEST RIBFEST 2023.

6. Milliken Park (Milliken District Park) (花火)
Scarborough にある Milliken Park (Milliken District Park)Canada day– カナダ・デー恒例のトロント主催の花火があ打ち上げられます!
午後10時からのショーを見る前に、早めに到着してハイキングコースをチェックしたり、池のそばでくつろいだりしよう。

開催日時:7月1日(土)
花火開始時間:10:00~
開催場所:Milliken Park(Milliken District Park) / 5555 Steeles Ave E, Toronto, ON M9L 1S7
開催情報公式サイト:Toronto City official website 内

Milliken-Park

7. Stan Wadlow Park (花火)
Stan Wadlow ParkCanada day– カナダ・デー恒例のトロント主催の花火があ打ち上げられます!
この East York の公園では、Canada Day– カナダ・デーのお祝いが終日行われます!
午前11時から、公園はカーニバル・ゲーム、ベンダー・マーケット、ミュージカルのゲストでにぎわいます。
午後10時、華やかな花火ショーで祭りは幕を閉じます!

開催日時:7月1日(土)
花火開始時間:10:00~
開催場所:Stan Wadlow Park / 373 Cedarvale Ave, Toronto, ON M4C 4K7
開催情報公式サイト:Toronto City official website 内


その他にも下記のようなイベントが開催されます!
8. Free Concerts at Harbourfront Centre 2023 (イベント)
9.
City of Toronto events page on Canada day (イベント)
10. TD Toronto Jazz Festival (開催期間6月23日~7月2日)


トロント郊外のイベント・花火情報

1. Celebration Canada at Canada’s Wonderland (イベント・花火)
Canada’s Wonderland でもカナダデーを祝うイベン「Celebration Canada」。
生演奏、本場のカナダ料理、大道芸人などが園内で楽しめる Greater Toronto Area– グレーター・トロント・エリアで最大の Cnada day– カナダ・デーのイベントです。

7月1日、カナダ・デーの花火大会からスタートします!
約15分間、6,000発を超える色とりどりの花火が、高さ800フィート(約3.5メートル)以上の高さまで打ち上げられ、あらゆる年齢層のゲストの皆様にスリルを味わえる事間違いなし!
花火の開始は午後10時頃となるのでご注意!

開催日時:7月1日(土)~7月9日(日)
開催場所:Canada’s Wonderland / 1 Canada’s Wonderland Drive, Vaughan, ON L6A 1S6
花火開始時間:10:00 PM
花火の詳細:Canada’s Wonderland Fireworks
開催情公式サイト: Celebration Canada at Canada’s Wonderland


2. Niagara Falls / Canada Day Celebration at Firemen’s Park (イベント・花火)
美しい公園、Firemen’s Park– ファイヤーマンズ・パーク内の 2275 Dorchester Road にて、FREE ADMISSION Canada Day Celebration event– 入場無料のカナダデー・セレブレーション・イベントが開催されます。
ライブ・ミュージックやエンターテイメント、キッズ・ショー、全年齢対象のアクティビティ、フード、ベンダー、インフレータブルなどが楽しめます!
シャトルバスも運行します。

開催日時:7月1日(土) 11:00 AM ~ 4:00 PM
開催場所:2275 Dorchester Rd / 2275 Dorchester Rd, Niagara Falls, ON L2E 6S4
花火開始時間:10:05PM
開催情報公式サイト: Canada Day Celebration at Firemen’s Park

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3. Mississauga / Canada Day Celebration 2023 (イベント・花火)
ライブ・エンターテイメント、ファミリー・アクティビティ、スクエア・ワンの景品、フードトラック、そして Tim Hortons– ティム・ホートンズ提供の壮大な花火で、Mississauga– ミシサガの中心で Canada day– カナダ・デーを祝おう!

開催日時:7月1日(土) 4:00 PM ~ 10:30PM
開催場所:Celebration Square / 300 City Centre Dr, Mississauga, ON L5B 3C1
花火開始時間:10:05 PM
開催情報公式サイト:Canada Day 2023 at Celebration Square

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4. Oakville’s Canada Day Celebrations (イベント・花火)
Bronte Heritage Waterfront Park– ブロンテ・ヘリテージ・ウォーターフロント・パークで、家族で楽しめる無料jのアクティビティ、ライブ・エンターテイメント、おいしいフードトラック、花火大会など、楽しさいっぱいの一夜になること間違いなし!
アクティビティやフードトラックは午後6時から、花火は午後10時からです。

開催日時:7月1日(土) 6:00 PM ~ 11:00 PM
開催場所:Bronte Heritage Waterfront Park / 2340 Ontario St, Oakville, Ontario L6L 6P7
花火開始時間:10:00 PM~(※天候により変更あり)
開催情報公式サイト: Oakville’s Canada Day Celebrations


その他に下記のようなイベントが開催されます!
5. Canada Day in Pickering
6. Burlington Canada Day Celebrations
7. Richmond Hill Canada Day Celebration and Fireworks


カナダの建国・歴史

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緑の地域(南北アメリカ大陸やオセアニア周辺)が大航海時代の新世界

カナダの先住民は、4万年前の氷期にシベリアからベーリング海峡がまだ陸続きだった頃、New World(※)- 新大陸に渡ってきたインディアン(モンゴロイド)です。

※New World- 新世界:
別名を New Continent– 新大陸は、大航海時代に欧州人が新たに発見した土地に対する呼称です。南北アメリカとその近隣の島々(太平洋諸島)を集合的に表すものとして用いられますが、広くはオーストラリア大陸とその周辺諸島をも含み称せられます。これらの地域が発見される以前の欧州では、世界が欧州、アジア、アフリカ、すなわち「旧世界」からのみ形成されると考えられていた。つまり、旧世界から隔絶した世界であったので、新世界と呼ばれます。

15世紀:
西欧史上、最初にカナダを「発見」したのは、
1497年にイギリスの Henry VII– ヘンリー7世が派遣したイタリア人探検家 John Cabot– ジョン・カボット、
1534年に St. Lawrence River– セントローレンス川を探検したフランス人 Jacques Cartier– ジャック・カルティエです。
この時代、大西洋を西北に向かえばアジアに到達する通路があると信じられており、イタリア人探検家 John Cabot– ジョン・カボットが、西北航路発見のため Newfoundland– ニューファンドランド島に到達しました。
その際、この付近の海域が豊かな漁場であることを知ったフランスやポルトガルの漁師が大西洋を横断してニューファンドランド沖で漁をするようになりました。

16世紀:
1526年以降、François I– フランソワ1世が、探検家 Jacques Cartier– ジャック・カルティエをしばしばカナダに派遣し、St. Lawrence River– セントローレンス川流域を探検させました。

17世紀:
1603年に到着したフランスの探検家 Samuel de Champlain– サミュエル・ド・シャンプランは、1605年に初めてのヨーロッパ人定住地を St. Lawrence River– セントローレンス川中流域であるポート・ロワイヤル(現:Nova Scotia-ノバスコシア州 Annapolis Royal– アナポリスロイヤル)に築き、
1608年には、永続的な Québec– ケベック植民地(現在の Quebec City– ケベック・シティ)を創設しました 。
これらはのちに、それぞれ Acadia– アカディア(アカディ)と、カナダの首都となりました。
ヴェル・フランスの植民地の中ではカナダ人(※ French Canadians– フランス系カナダ人)は、St. Lawrence River– セント・ローレンス川流域に、アカディア人は現在の沿岸諸州に集中的に居住しています。

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フランス人の毛皮商人とカトリック教会宣教師たちは Great Lakes– 五大湖、Hudson Bay– ハドソン湾、Mississippi River– ミシシッピー川流域から State of Louisiana– ルイジアナを探検しました。
1610年にイングランドは Newfoundland– ニューファンドランド島に漁業基地を設け、南部(現在のアメリカ合衆国領)に Thirteen Colonies– 13植民地を築きました。

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1627年、フランスの植民目的はインディアンとの Fur trade()– 毛皮交易の拠点を作ることで、Louis XIII– ルイ13世の宰相 Armand Jean du Plessis de Richelieu– アルマン・ジャン・デュ・プレシー・ド・リシュリュー枢機卿は、Company of New France()- ヌーベルフランス会社を設立しました。

※ Company of New France– ヌーベルフランス会社:
別名 Company of One Hundred Associates– 百人隊長会社社は、北アメリカの毛皮貿易を利用し、そこにフランスの植民地を拡大するために1627年にチャーターされたフランスの貿易および植民地化会社です。

※北アメリカの Fur trade– 毛皮貿易:
New World– 新世界におけるヨーロッパ系アメリカ人とアメリカ合衆国の先住民族およびカナダの First Nations– ファースト・ネーションズとの間の接触の初期歴史の中心部分でした。1578年、Newfoundland– ニューファンドランド島にはヨーロッパの漁船350隻がいました。水夫達は先住民の着古した毛皮と金属製道具(特にナイフ)とを交換し始めました。先住民が交換していた、ビーバー・ローブはビーバーの生皮を先住民がなめし、縫い合わされた毛布で、フランス語で「カストール・グラ」英語で「コート・ビーバー」と呼ばれました。1580年までにビーバーの「ウール」はフランスのフェルト帽子屋にとって最初の主要材料になりました。

Company of New France()- ヌーベルフランス会社 は、当時 St. Lawrence River– セント・ローレンス川流域と St. Lawrence River– セント・ローレンス湾を中心としていた New France– ヌーベルフランスの植民地における毛皮貿易を管理する独占権を与えられました。
その見返りとして、同社はフランス人カトリック信者をニューフランスに入植させることになっていました。

1642年には Montreal– モントリオールにも植民拠点が創設されましたが、植民地経営はなかなか発展せず、
1663年、Louis XIV– ルイ14世のもとで植民地再編の任に就いた Jean-Baptiste Colbert– ジャン=バティスト・コルベールは、Company of One Hundred Associates– ヌーベルフランス会社を廃止し、New France– ヌーベルフランスを州として編入、王領としました。同年 Quebec City– ケベック・シティ初の市長が選出されています。

1670年、Hudson’s Bay Company(HBC)– ハドソン湾会社が設立されました。
毛皮の倉庫証券()は通貨としても使われました。

※倉庫証券:倉庫営業者が寄託者からの請求により発行する security– 有価証券であり、寄託物の返還請求権を表章します。倉庫営業者は寄託者の請求により寄託物の預証券および質入証券を発行するか、または倉荷証券を発行しなければならず、これらを総称して倉庫証券と呼びます。

1672年には、ルイ・ド・フロントナク伯爵が知事として赴任し、長年フランスと対立していた Iroquois Confederacy– イロコイ族(現イロコイ連邦)と和約しました。
1674年、ラバル司教がケベック植民地に赴任し、聖職者養成のためにケベック・セミナリーを創設しました。
 このセミナリーは北米最古の大学 Université Laval– ラヴァル大学に発展します。
1682年、ド・ラ・サールが Mississippi River– ミシシッピ川流域をフランス領と宣言しました。
(後の1712年、New France– ヌーベルフランスはメキシコ湾にいたる Louisiana– ルイジアナ植民地にまで拡大しました。)

18世紀:
1712年、New France– ヌーベルフランスはメキシコ湾にいたる Louisiana– ルイジアナ植民地にまで拡大した頃から、世界各地で英仏の対立が激化し、英国のアメリカ植民地との間に一連の French and Indian Wars()- 北米植民地戦争(17世紀~18世紀)が起こり、その結果、Treaty of Utrecht– ユトレヒト条約(1713年)で Nova Scotia– ノバスコシアが英国の支配下となります。

French and Indian Wars:北米植民地戦争は、17世紀から18世紀にかけて植民地時代の北米大陸で行われた一連の抗争の総称。各植民地戦争は欧州における国家間の戦争に呼応しています。
北米でのこれら戦争は、スペイン及び Virreinato de Nueva España– ヌエバ・エスパーニャ(1519年–1821年)やオランダ及び Nieuw Nederland– ニューネーデルラント(1614年–1674年)が参加することも有りましたが、基本的には「イギリス、British America and the British West Indies– 大英帝国領アメリカ(1607年-1783年)、同盟するインディアン部族軍(Iroquois Confederacy– イロコイ連邦)」対「フランス、New France– ヌーベルフランス(1534年–1763年)、同盟するインディアン部族軍(Wabanaki Confederacy– ワバナキ連邦)」という構図で戦われました。
拡張する英仏の北米植民地は西部あるいは内陸地域の支配権をめぐって競合し、ヨーロッパで戦争が起きると必ず北米大陸に波及しました。一連の北米植民地戦争は次の通りです。
King William’s War– ウィリアム王戦争(1689年-1697)、Queen Anne’s War– アン女王戦争(1702年-1713年)、Father Rale’s War– ラル神父戦争(1722年-1725年)、King George’s War– ジョージ王戦争(1744年-1748年)、Father Le Loutre’s War– ル・ルートル神父戦争(1749–1755)、French and Indian War- フレンチ・インディアン戦争(1754年-1763年)。

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French and Indian War- フレンチ・インディアン戦争(1754年-1763年)

この一連の French and Indian Wars()- 北米植民地戦争の最後となる Seven Years’ War()- 七年戦争が勃発すると New England– ニューイングランドの英軍はケベックを襲撃し、
1759年、英仏両軍はアブラハム平原で激突したが、仏軍の大敗に終わり、Quebec– ケベックは英軍の占領下に置かれました。
1763年の Treaty of Paris()- パリ条約で、フランスはカナダの植民地を放棄し、Quebec– ケベックは正式に英領となりました。
これ以後、イギリスはカナダ植民地と称するようになります。(但し、カナダの名称は仏領時代から存在しました。)

Seven Years’ War– 七年戦争:1756年から1763年まで行われた18世紀の実質の世界大戦。

Treaty of Paris– パリ条約:「Seven Years’ War– 七年戦争」、そして「Seven Years’ War– 七年戦争」のうち北アメリカを舞台に繰り広げられた一連の戦闘である「French and Indian War– フレンチ・インディアン戦争」、そして18世紀に南インドで、イギリス領インドの拠点であった Madras– マドラスとフランス領インドの拠点であった Pondicherry– ポンディシェリーとの間で3次にわたって繰り広げられたインドの 「Carnatic Wars– カーナティック戦争」などの講和条約。
1763年2月10日に Kingdom of Great Britain– グレートブリテン王国(以下、イギリス)、Royaume de France– フランス王国( 以下、フランス)、Imperio español– スペイン帝国(以下、スペイン)の間で締結され、欧州外での覇権は、西欧諸国の中においてはイギリス(British Empire– 大英帝国)が握る時代の幕開けとなりました。

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「Canada- カナダ」 が真の独立国になったのはごく最近⁉

1982年に英国のカナダ法の改正と、それに続く「Canada Act– カナダ憲法」の成立により、カナダは真の独立国家としての地位を確立しました。
「Canada- カナダ」 が真の独立国になったのはごく最近⁉


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