カナダの州・準州の構成
カナダは、10の州 (province) と、3つの準州 (territory) で構成されます。
カナダ州
カナダの10州は下記の通りです。
カナダ州公用語の詳細
・アルバータ州 … 英語(法律上) ※但し、二ヵ国語法律制度が有る。
・ブリティッシュ・コロンビア州 … 英語(事実上)
・マニトバ州 … 英語(法律上) ※但し、二ヵ国語使用は認められている。
・ニューブランズウィック州 … 英語とフランス語(法律上)
・ニューファンドランド・ラブラドール州 … 英語(事実上)
・ノバスコシア州 … 英語(事実上)
・オンタリオ州 … 英語(事実上) ※但し、二ヵ国語使用は認められている。
・プリンスエドワードアイランド州 … 英語(事実上)
・ケベック州 … フランス語(法律上) ※但し、二ヵ国語使用は認められている。
・サスカチュワン州 … 英語(法律上) ※但し、二ヵ国語法律制度が有る。
カナダ準州
カナダの準州(territory) は下記の3つ、
ノースウエスト準州、ユーコン準州、ヌナブト準州です。
カナダ準州公用語の詳細
・ユーコン準州 … 英語・フランス語(法律上) ※但し、曖昧な位置づけ。
・ノースウエスト準州 … 英語・フランス語(法律上)、イヌイナクトゥン語、イヌクティトゥット語、イヌヴィアルクトゥン語、チペワイアン語、クリー語、グウィッチン語、(ノース・サウス)スレイビー語、ドグリブ語
・ヌナブト準州 … 英語・フランス語(法律上) 、イヌイナクトゥン語、イヌクティトゥット語
ケベック州を訪れると、街中では結構フランス語のみの標識が目立ちます。
また、使用されているフランス語に関しては、
フランス国のフランス語と比べ、発音等が多少異なります。
州・準州の言語・公用語の概要
英語のみ公用語
カナダにある10州のうち、8州は英語のみを公用語としています。
その8州とは、下記のとおりです。
・アルバータ州
・ブリティッシュコロンビア州
・マトニバ州
・ニューファンドランド
・ラブラドール州
・ノバスコシア州
・オンタリオ州 … トロントがある州
・プリンスエドワードアイランド州
・サスカチュワン州
フランス語のみ公用語
ケベック州はフランス語のみ公用語(法律上)です。
※但し、二ヵ国語使用は認められています。
英語・フランス語が公用語
ニューブランズウィック州とユーコン準州は、英語とフランス語が公用語です。
英語・フランス語・先住民言語が公用語
ノースウェスト準州は、英語・フランス語・イヌクティトゥット語やクリー語等の先住民言語が公用語です。
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