【往復航空券】【周遊航空券の一種】
ストップオーバー航空券・オープンジョー航空券
「最終目的地に向かう途中に降機し複数都市に滞在する」または、「複数都市間を列車やバス等で移動した後に最終目的地から帰国する」といった、複数国にかけて旅をする際に有効な航空券が有ります。
これらは、その内容により「ストップオーバー航空券」や「オープンジョー航空券」と呼ばれ、周遊航空券の一種です。
ストップオーバー航空券
ストップオーバー航空券とは、往復航空券・周遊航空券の一種で、最終目的地へ行く途中の乗り継ぎ国・都市において、24時間以上の滞在が可能な航空券です。周遊航空券の一種です。
ストップ・オーバー(STOP OVER)は、日本語で「途中降機」の意で、複数航空路線の乗継をする場合において、乗継地点に24時間以上滞在する事を言います。
「ストップオーバー」が略されて、「S/O」と記載する場合も有ります。
特徴
この航空券は、最終目的地以外の国・都市の乗り継ぎ地で24時間以上の滞在が可能なので、少しの追加料金で最終目的地を含め最大3都市(ヨーロッパ・アメリカ)までの滞在が可能です。
例
大阪 → アメリカ(ストップオーバー) → カナダ(最終目的地) → 大阪
最終目的地のカナダへ行く途中、乗り継ぎ国のアメリカで2~3日間の滞在が可能です。
注意点
格安航空券または正規割引運賃の場合、ストップオーバー航空券に関しては、その割引率により、ある程度の制限が有る場合が多いです。
また、ストップオーバー(途中降機)をする回数、地点に応じて、航空会社により所定の追加運賃が課せられる場合が有ります。
ストップオーバー航空券は、基本的に規定の範囲内では追加料金は有りませんが、航空券によっては、「ストップオーバー1回に○○円」と追加料金がかかる場合が有ります。
トランジット(乗り継ぎ)とバーストップオーバーの違い
航空会社により規定が異なる為、一概には言えませんが、「滞在時間が24時間以内であればトランジット、24時間を超えるとストップオーバー」です。
トランジット(乗り継ぎ)であり、滞在時間が24時間未満の滞在であっても、空港の外に出たり、乗継ぎ中に日付をまたいだりするとストップオーバー扱いになる場合が有ります。
その場合というのは、航空会社の規定によって異なりますので、事前に航空会社の規定を確認する事が必須です。
ちなみに、「乗り換え」という言葉もありますが、「乗り換え」の中には、 「乗り継ぎ」と「ストップオーバー」が含まれています。
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