航空券購入についての注意点
復航空券の片道利用は不可能。残念ながら、往復航空券の片道利用目的での利用は出来ません。
往復航空券は片道航空券より安く購入できる為、往復航空券を片道利用できないかと考える事は、ごく自然な事だと思います。
しかし、販売している格安航空券や割引航空券は、往復利用して初めて契約が成り立つ航空券である為、
その航空券の条件、航空会社の規約通りに必ず利用しなければなりません。
もし、往復航空券を片道利用目的で利用し、復路の航空券を利用せず破棄した場合は、規約違反となり、
ペナルティ(罰則)が発生する為に正規料金との差額を請求される場合が有ります。
復路(出国)の航空券が無いと入国不可な国も
航空券予約の前に、留学する国の入国条件を必ず確認しましょう。
渡航先の国の条件によっては、「出国の航空券の提示」が含まれている事が有り、航空券の種類によっては入国できない場合もあります。
渡航先の空港では不法滞在を阻止する目的で、入国審査や飛行機に乗る前のチェックインカウンターにて、
「出国の航空券を提示して下さい」と言われる場合が有ります。
この時に出国用の航空券を持っていない場合、搭乗拒否や入国拒否となる可能性が有ります。
片道航空券を利用する場合は、渡航する前に、渡航先の入国条件を確認・把握する事が必須です。
もしくは、片道航空券は利用せず、オープン航空券等の日付が変更できる航空券を利用する方が無難でしょう。
航空券の破棄については要注意
留学中に、「もう少し帰国を伸ばしたい」と思う可能性もあります。
実際に、長期留学は期間が長い分、予定や気持ちも変わりやすいです。
しかし、帰国日の変更があっても航空券の無断での破棄は控えましょう。
帰国日が変更になった時、片道破棄という方法もあります。
しかし、航空券の破棄は契約違反になり、ペナルティや罰金が発生することがあります。
割引航空券は、ツアー客の利用を見込んで販売されています。
バラバラで売られているものの、もともと条件付きで販売されているため安く、その条件が「往復航空券の利用」です。
片道破棄で規約違反となり、罰金、もしくは片道料金をキャンセル料として請求されることがあります。
また、連絡なしの破棄となると、今後同じ航空会社の利用を禁止されることもあります。
正規割引航空券の購入は航空会社で行う
一般的に旅行会社で販売している航空券の多くは格安航空券です。
旅行会社のWebサイトで、行先や日程を決めて航空券を検索した場合、金額に幅のある航空券の候補が出ます。
その候補の航空券の金額は、季節や航空会社により変わり、安価なものから高価なものまで様々です。
正規航空割引券(PEX航空券)は格安航空券と比較すると割高ですが、次期によっては格安航空券と価格の差があまりない場合も有ります。
正規航空券や正規割引航空券(PEX航空券)が欲しい場合、基本は、
その航空会社で航空券を購入する事が可能なので、各航空会社のWebサイトから購入しましょう。
旅行会社や予約サイトでも購入可能ですが、手数料がかかる場合が有ります。
基本的に正規割引航空券はどこで買っても値段は同じですから、航空会社で購入する方が良いでしょう。
チェックイン方法の確認
航空会社によっては、当日のチェックインまでに自動チェックインやEチケットの印刷をする様に指示されます。
もし、その指示を忘れた場合は、チェックインする際に手数料の支払いが発生したり、最悪、搭乗拒否になる場合が有ります。
LCCでは、事前に自動チェックインやEチケットの印刷を支持される場合が多いです。
そのような指示は、航空券の予約時のメール等に記載されている為、予約した後に送られてきたメールは必ず確認しておきましょう。
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