トロントの観光名所- 歴史的名所編- 10選〈その1〉-をご紹介させて頂きます!
トロントには、多くの歴史的に名所が有りますが、その中でも是非とも、訪れて頂きたい名所を独断と偏見で選ばせて頂きました。今回ご紹介させて頂くのは、歴史的にも貴重な名所、「トロントの歴史を刻む10大史跡 」です!
トロントの過去から現在を語る史跡の魅力を是非!
それでは、ご紹介していきます。「Best Historic Sites in Toronto. 10!!」
トロントの歴史を刻む10大史跡
- ST. LAWRENCE MARKET
- GOODERHAM BUILDING
- DISTILLERY HISTORIC DISTRICT
- CASA LOMA
- ST. JAMES CATHEDRALST
- ONTARIO PARLIAMENT
- UNIVERSITY OF TORONTO
- Fort York
- BLACK CREEK PIONEER VILLAGE
- Spadina Museum: Historic House & Gardens
今から10年少し前には、アプリはなく、Facebookはハーバード大学の学生だけのもので、ヨガはヒッピーのものでした。しかし、現在では、紛れもなくこれらは変わりました。もし、今後10年後にこの記事を読んだら、また違ったものになっているでしょう。もしかしたら紙のプリントが流行るかもしれません。
未来は約束されていないからこそ、過去を振り返るのが面白いのだと思います。
20年前に戻ると、現在の状況とはさらにかけ離れたものに感じられます。それは、50年、100年前も同じです。
私達は、違っている事、新しい事ばかりに目が行きがちですが、世代を超えても同じく感じるものも有ります。
例えば、人々は安全安心を求め、コミュニティを求め、おいしいものを食べたいと思っています。
トロントには、他の都市と同様に、ドラマや交渉、苦難に満ちた歴史があります。
歴史書を読む事と、歴史を見ることは全く別の事なのです。
トロント出身の方も、これから訪れる方も、これらの場所を訪れれば、古い時代での新しいトロントを感じることができると思います。
1. ST. LAWRENCE MARKET
St. Lawrence Market- セントローレンス・マーケットは、National Geographi- ナショナル・ジオグラフィックによると、世界で最も優れたフードマーケットとしてマークされています。たとえ購読していなくても、ダウンタウンの南東端にあるセントローレンス・マーケットには、あらゆる種類の食べ物を売る業者が集まっているので、きっと上位にランクインするでしょう。
St. Lawrence Market- セントローレンス・マーケットは、Front St- フロントストリートの南側に位置する St. Lawrence Market South と Front St- フロント トリートの北側に位置する St. Lawrence Market North、そして、 St. Lawrence Hall の複合施設を構成しています。 皆様が写真やガイドでよく目にするのは、St. Lawrence Market Sout です。
St. Lawrence Market North は、2015年、再開発の為に建物は取り壊され、現在は敷地のみとなっていますが、再開発されている間、市場の機能は St. Lawrence Market South の建物の南側に仮設の建物で移動しています。新しい St. Lawrence Market North の建物の建設が現在、進められています。
South Market は、1803年に当時の「Market Block- マーケット・ブロック」で営業を開始しました。常設のファーマーズマーケットとしては初の試みでした。この歴史的背景を洞察力を働かしながら散策すると、トロントの歴史の重要な部分を知ることができます。1834年には、地元の市民政府の臨時事務所となりました。The great Fire of Toronto- トロントの大火の後に再建されましたが、今でもトロントの活動の中心となっています。
South Market 北端には旧市庁舎の名残があり、小さな2つの上階があります。2階にはトロント市が運営するMarket Gallery、中2階には料理教室(The Market Kitchen)が入っています。1979年にオープンしたMarket Galleryは、トロントの歴史、芸術、文化をテーマにした展示を随時行っており、学校やコミュニティグループ向けのプログラムも提供しています。ギャラリーのスペースは、1845年から1899年まで19世紀の市議会議事堂を利用していました。
おすすめした理由①:お腹を空かせた状態で訪れて頂き、ここで、たくさんの美味しいものを食べて、この美しい建物の壮大な歴史に酔いしれて頂きたいからです。普通、観光と街で一番おいしい食べ物が一緒になっていることはありません!
おすすめした理由②:ナイフスキルクラスからプライベート歴史ツアーまで究極の観光体験ができます。St. Lawrence Market- セントローレンス・マーケットの歴史を知ることができる公認の「Walking Tours」が有ります。Bruce Bell Tours 社の「Walking Tours」です。
Bruce Bell Tours の公式ホームページ: http://www.brucebelltours.ca/
絶対に行って欲しいところ: 「Market Gallery- マーケット・ギャラリー」で、1845年から1899年までセントローレンス・マーケットの敷地にあった市庁舎の遺構を見てください。見学無料で、多くの食べ物の誘惑から気をそらされるほど絶対に見る価値あります。
ADDRESS: 93 Front St E, Toronto, ON M5E 1C4
PHONE: 416-392-7219
HOURS: COVID-19の影響により、営業時間の最新情報は公式ホームページにてご確認ください。
WiFi: South Marketの建物内では、Wireless Toronto が提供する無料Wi-Fiが利用できます。
Wireless Toronto : http://www.wirelesstoronto.ca/
WEBSITE: stlawrencemarket.com
2. GOODERHAM BUILDING
ダウンタウンにあるこの狭い敷地に立つ建物は、北米で最初に建てられた Flatiron-style building- フラットアイアン様式の建物で、地元では単に「The flatiron building- フラット・アイアンビル」と呼ばれています。
この建物は、1891年に Gooderham- グッダーハム家が蒸留所ビジネスのオフィスとして建てたものです。
現在、カナダの国定史跡に指定されているこの建物は、トロントの St. Lawrence Market- セントローレンスマーケット地区と金融街の端に位置し、トロントで最も価値が有り、高価なオフィススペースが幾つか有ります。
The flatiron building– フラット・アイアンビルの丸みを帯びた東側の壁の前に立って西側を見ると、この建物とトロントの街で最も印象的な超高層ビル群の両方が見え、トロントの過去と未来の両方を見ることができるのです。建物を眺め、完璧な写真を撮った後は、地下にあるパブ「Flatiron & Firkin」に立ち寄って、食事やビールを楽むのも良い経験になると思います。
Flatiron & Firkin: https://www.firkinpubs.com/theflatironandfirkin/
おすすめした理由① : この赤レンガの建物は、トロントで最も写真を撮られているランドマークのひとつだからです。
おすすめした理由② : この GOODERHAM BUILDING– グッダーハム・ビルが建てられた歴史的背景を知ることで、トロントの街の昔と今を深く知る「きっかけ」となること間違いなしだからです。
加えて行って欲しいところ: Flatiron building- フラット・アイアンビルの後ろの壁に描かれた壁画をぜひ数分かけて見てください。1980年にアーティストの Derek Besant- デレク・ベサントによって制作されたこの壁画は、通りを挟んだ向かい側のビルの鏡像であって、だまし絵のような効果を使って、Flatiron building- フラット・アイアンビルに実際よりも多くの窓があるように見せています。
Gooderham Building- グッダーハム・ビルについては、こちらのページにてその見どころや歴史的背景等を詳しくご紹介しています。是非、こちらも併せて御覧ください。
→ Gooderham Building- グッダーハム・ビル
3. DISTILLERY HISTORIC DISTRICT
トロントの Distillery Historic District- ディスティラリー・ヒストリック・ディストリクトは、1859年に Gooderham and Worts whiskey distillery- グッダーハム&ウォーツ社のウイスキー蒸溜所があったことから始まりました。
その100年後、この蒸留所はオンタリオ州の蒸留酒総量の半分近くを生産しており、国内で最も重要な製造施設のひとつとなっていました。トロントの人々は蒸留酒が好きでした。戦争、禁酒法、アウトソーシングなど、トロントの街の様相が変わっていく中で、蒸溜所もその影響を受け、1990年に閉鎖されました。
しかし、その13年後、この歴史的地区 Distillery Historic District- ディスティラリー・ヒストリック・ディストリクトは新たな形態で再出発し、「 歩行者専用の魅力的な村の様な新スポット」になりました。現在のトロントのこの Distillery Historic District- ディスティラリー・ヒストリック・ディストリクトのエリアは、石畳の小道、レストランやブティック、アートギャラリーが入った Victorian-era- ビクトリア時代の建物など、他にはない魅力にあふれています。
おすすめした理由① : Distillery Historic District- ディスティラリー・ヒストリック・ディストリクトは、今でもアルコール生産のルーツの一部を残しているからです。 ここでは、トロントのユニークな歴史を知ることができ、まさに唯一無二の存在です。この地区を歩くと、無料の屋外アートギャラリーを訪れたような気分になります。 Ontario Spring Water Sake Company– オンタリオ・スプリング・ウォーター・サケ・カンパニーは、2011年に北米東部初の日本酒醸造所をオープンし、同社の製品を試飲できるテイスティング・バーを備えています。また、Mill Street Brewery- ミル・ストリート・ブルワリーは素晴らしいビールを製造しており、この地区でパブを経営しています。
おすすめした理由② : Distillery Historic District- ディスティラリー・ヒストリック・ディストリクトは歴史的見どころと、年間を通しての魅力的なイベントが多数開催されているからです。例えば、年間を通して魅力的なイベントが開催されているからです。トラックフェアからファーマーズマーケットまで、あらゆるイベントが開催されます。なかでも、毎年開催されるクリスマスマーケットは必見です!
おすすめした理由③ : ロマンチックなレストランが数多く有ります。 幻想的な屋外パティオがあるお店や、なかでも愛の雰囲気が漂う「Cluny Bistro & Boulangerie Toronto」で時を過ごしてみてください。
ADDRESS: Front St and Parliament, Toronto, ON M5A 3C4
PHONE: 416-367-1800
HOURS: COVID-19の影響により、営業時間の最新情報は公式ホームページにてご確認ください。
WEBSITE: thedistillerydistrict.com
Cluny Bistro & Boulangerie Toronto
ADDRESS: 35 Tank House Lane, Toronto, Ontario M5A 3C4
PHONE: 416 203-2632
HOURS: 12:00 PM – 10:00 PM ※COVID-19の影響により、営業時間の最新情報は公式ホームページにてご確認ください。
WEBSITE: https://clunybistro.com/
4. CASA LOMA
この荘厳な城は、「a rich man’s folly.- 金持ちの愚行」と呼ばれています。1917年、金融家であり軍人でもあった Sir Henry Pellat- ヘンリー・ペラット卿が、彼の妻へのプレゼンととして、350万ドルという破格の値段で建て家です。しかし、10年後にはsの価値が、たったの27,305ドルにまで値下がりしました。
Elizabethan- エリザベス朝時代の煙突、Rhenish- レーニン朝時代の turret- タレット(※)、地下トンネル、秘密の通路など、17世紀の美しい建築物が特徴です。調度品は当初150万ドルもしたそうです。他にも、大理石のプール、1万冊の蔵書、15のバスタブなどがあります。馬も、馬房の上に18金で名前が刻まれ、贅沢に暮らしていました。セルフガイドのオーディオツアー(7カ国語に対応)は、追加料金なしで利用できます。
※turret:元々は中世の城や城壁などに設置された構造物であり、壁から張り出して上に向かって伸びている小さい塔です。その後、軍事的意味が薄れると、単なる装飾として設置されるようになり、形は円柱形のものが多いです。
おすすめした理由①: トロントは、この「お城」を取り壊す事を何度となく検討しましたが、今でも残し、当時の数少ない遺物のひとつとなっているからです。内部の建築物は美しく、外の庭園も魅力的です。そして何よりも、カナダの「都市」にある「お城」だからです。 王子様やお姫様を信じていなくても、少なくともトロントには皆さんが思う城のかたちが有ります。
おすすめした理由②: Casa Loma では、様々なイベントをしているからです。入場料を払わなくても、ライブ・エンターテイメントと美味しい料理が楽しめたり、ワイン好きの方には、城内にある1,800本のワインセラーの見学が出来るのでお勧めです。月中の特別なイベントとして、バレンタインデーや父の日などの特別な日にブランチを提供しています。詳細は Casa Loma のウェブサイトをご確認ください。
ADDRESS: 1 Austin Terrace, Toronto, ON M5R 1X8
PHONE: 416-923-1171
HOURS: COVID-19の影響により、営業時間の最新情報は公式ホームページにてご確認ください。
ADMISSIONS: 大人CAD25、シニア(60歳以上)CAD20、子供(14-17)CAD20、子供(4-13)CAD15。駐車場 CAD3 – CAD9
WEBSITE: casaloma.ca
5. ST. JAMES CATHEDRALST
St. James Cathedral– セントジェームス大聖堂はもともと木造で建てられ、1812年の戦争の際には病院として使われていました。1833年に石造りで再建されましたが、1839年には焼失し、再び再建された後、1849年に再び焼失しました。
その後、執念が実を結ぶ形となり、再建に関しては、国際的な建築コンペが開催され、優勝者は Gothic Revival- ゴシック・リバイバルのデザインが再建築のデザインに選ばれました。1800年代後半には、建築要素として、pinnacles- ピナクルや finials- フィニアル等が追加されました。その後、1980年までにさらに改修が行われ、現在に至っています。
内部は全てが比例的、合理的に連結されており、まるで数学の方程式に命を吹き込まれたようです。王家の紋章の下には、5000本のパイプを持つ彫刻されたオルガンが置かれています。一歩足を踏み入れると、まるで歴史の一部に入り込んだような気分になります。
おすすめした理由①: St. James Cathedral- セントジェームス大聖堂の裏手にある formal gardens- フォーマルガーデンを歩くと、まるでトロントの古き時代を歩いているような気分になるからです。トロント最古の教会と最古の墓地は、トロントの初期の歴史を垣間見ることができます。
おすすめした理由②: 大聖堂の見学は、通常の開館時間内に行うことができるからです。また、ステンドグラス、教会の記念碑、鐘楼などに焦点を当てたグループまたは個人のツアーを手配することもできます。詳細は St. James Cathedral- セントジェームズ大聖堂にお問い合わせください。
ADDRESS: 65 Church St, Toronto, ON M5C 2E9
PHONE: 416-364-7865
HOURS:COVID-19の影響により、営業時間の最新情報は公式ホームページにてご確認ください。
WEBSITE: stjamescathedral.on.ca
トロントの観光名所- 歴史的名所編- 10選〈その2〉
10選のうち6~10の名所は、「トロントの観光名所- 歴史的名所編- 10選〈その2〉」でご紹介しています。
に続きます、是非、御覧ください!
→ トロントの観光名所- 歴史的名所編- 10選〈その2〉
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