カナダ保健省が、Pfizer- ファイザー社のCOVID-19ワクチンを承認
今月、カナダ全土の14カ所の配布場所に約24万9,000回分の2段階接種ワクチンが到着する予定です。
カナダ保健省は、Pfizer-BioNTech- ファイザー・バイオンテック社製の COVID-19ワクチンを承認しました。
この承認は、連邦当局が今月249,000本の配布を開始することを意味します。この注射は、2段階接種ワクチンの2000万回分を含む取引の一部であり、さらに5600万回分を購入する追加の選択肢があ有ります。
source: nowtoronto.com
カナダの規制当局、COVID-19ワクチンの安全性に言及
カナダの規制当局は、下記の様に声明を発表しています。
「私達カナダ人は、我々の審査プロセスは厳格で有り、強力な監視システムを持っていると自負しています。」
「Health Canada– カナダ保健省と、Public Health Agency of Canada– カナダ公衆衛生庁は、ワクチンが市場に出た後も、その安全性を注意深く監視し、安全性に懸念があると判断された場合には、躊躇せずに対応します。」
The first COVID-19 vaccine is approved for use in Canada. Another step forward. The experts at Health Canada have worked around the clock to ensure its safety. Now we continue our work to get the vaccine to Canadians. https://t.co/rbh63LWTSq
— Patty Hajdu (@PattyHajdu) December 9, 2020
カナダの規制当局、Pfizer- ファイザー社のワクチンの効果を確認
カナダの規制当局は10月、9日に候補ワクチンを受け取り、2ヶ月間かけてデータの見直しを行いました。
カナダは、Pfizer-BioNTech- ファイザー・バイオンテック社製のワクチンを承認した世界では、イギリス国、Bahrain– バーレーン国に次いで3番目の国です。
現在、クリスマス休暇を前に急増するウイルス感染者と確定している、オンタリオ州、ケベック州、アルバータ州、マニトバ州に対応する為、承認されました。
カナダ保健省、他のCOVID-19ワクチンも検討中
カナダ保健省は、現在、Pfizer-BioNTech- ファイザー・バイオンテック社製のワクチン以外に、Moderna-モデルナ社製のワクチン1つを含む、他の3つのワクチン候補を検討しています。
Pfizer- ファイザー社のワクチンの対象年齢
カナダ保健省は下記の様に声明を発表しています。
「Pfizer-BioNTech- ファイザー・バイオンテック社製のワクチンは16歳以上を対象に承認されています。」
「Pfizer-BioNTech- ファイザー・バイオンテック社は、すべての年齢層の子供を対象とした更なる臨床試験を実施しており、これらの試験から得られたデータがそれを裏付けるものであれば、将来的には子供を対象とした適応症に改定される可能性が有ります。」
Pfizer- ファイザー社のワクチンの効果
Health Canada– カナダ保健省は、Pfizer-BioNTech- ファイザー・バイオンテック社製のワクチンは、2回目の投与から1週間後に95%の有効性を示しました。
これに対し、カナダ規制当局は、「このことは、2回目の接種から少なくとも7日後までは、COVID-19感染からの保護効果が受けられない可能性がある事を意味している」と述べています。
Pfizer- ファイザー社のワクチンの初回の投与対象者
Pfizer-BioNTech- ファイザー・バイオンテック社の臨床試験には約44,000人が参加しました。
連邦当局者らは、ワクチンの初回投与分を、全国14カ所の配給所に配布する。 各州は、1人当たりのワクチン数を確保した上で、オンタリオ州は、最初の出荷から約9万本を受け取る見通しです。
オンタリオ州は、長期療養者や医療従事者などのハイリスクグループに属する人々に、最初のワクチンを投与する予定です。
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