アメリカの乗り継ぎ時間には余裕を持って動こう
カナダに行く際、アメリカの空港で乗り継ぎを行う場合は、
時間に余裕をっ持った航空券を手配する事と、時間に余裕を持った行動が出来るようにする必要が有ります。
厳しい入国審査と荷物検査が有る
なぜなら、アメリカの空港を利用する場合は、
その利用の目的が、カナダや他国への乗り換えの為だけであっても、たった数時間の滞在であったとしても、
アメリカの空港に一旦到着すると、必ず入国審査や荷物検査を受けなければならないからです。
しかも、アメリカの入国審査や荷物検査はとても厳しいものです。
例え、乗り継ぎだけであっても、入国審査の際には指紋と顔写真をとられます。
また、同時に入国審査官からは、ある程度の質問を受けます。
これは抜き打ちで一部の人だけでは無く、すべての人々が受ける事です。
荷物のピックアップと預け入れ
無事に審査を終えた後、荷物をピックアップし、乗り継ぎ先のカウンターへ荷物を預け入れなければなりません。
荷物のピックアップと乗り継ぎ先のカウンターへの荷物の預け入れの時間を考えると、
時間にはくれぐれも余裕をもって動かなければなりません。
乗り継ぎの利用する空港が大きなハブ空港の場合
ここでさらに、乗り継ぎの利用する空港が大きなハブ空港である場合、
空港内はとても広く複雑であったり、ターミナル間の移動が有ったり、精神的にも肉体的にも大変な場合が有ります。
カナダ側からアメリカ経由で出国する場合
利用する空港によって異なりますが、先程とは逆の場合、つまり、
カナダ側からアメリカ経由で出国する場合、アメリカに到着後には
基本的に入国審査や荷物検査等の先程述べて様な面倒な手続きを行う必要がありません。
なぜなら、カナダ側でアメリカの入国審査と荷物検査を行うからです。
ビリー・ビショップ・トロント・シティー空港(YTZ)を利用する場合
トロントの空港を利用する場合を例に挙げると、
トロントには2つの空港、ピアソン国際空港(YYZ)とビリー・ビショップ・トロント・シティー空港(YTZ)が有ります。
ピアソン国際空港(YYZ)を利用する場合は、カナダ側でアメリカの入国審査を行うので過度な心配は有りません。
しかし、ビリー・ビショップ・トロント・シティー空港(YTZ)を利用する場合は、アメリカ入国時に入国審査となるので注意が必要です。
アメリカの空港を利用する場合、TSAロック付きのスーツケースを利用する
アメリカでの同時多発テロ以降、アメリカ国内の空港では、厳重なセキュリティチェックが行われています。
アメリカの荷物検査方法
アメリカへ入国(空路・陸路・海路全てにおいて)する際、空港のセキュリティスタッフは荷物の中身を検査する場合があります。
荷物検査の際、スーツケースや荷物をTSAのロック施錠している場合、
セキュリティスタッフはTSA専用の合鍵を使用して中身を検査します。
但し、TSA以外のロックで施錠した場合、中身のチェックのため、鍵を切断・破壊される場合があります。
アメリカ乗り継ぎの場合の荷物の預け入れ方法
アメリカ乗り継ぎの場合は、アメリカ入国のルールに従い、
TSAロック付きのスーツケースまたは、TSA使用の鍵で施錠して荷物を預け入れます。
もし最悪の場合、つまり、TSAロック付きのスーツケースやTSA使用の鍵が無ければ、
鍵をかけずにスーツケースベルトなどで補助的固定をして荷物を預ける事をお勧め致します。
なぜなら、先程ご紹介した通り、
セキュリティスタッフが荷物検査の際に、
TSA以外のロックで施錠した荷物の中身のチェックする事になれば、
鍵を切断されたり、スーツケースを破壊して検査を行う場合が有るからです。
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