トロントに滞在を考えている方は、
トロントの行政について頭のどこかに置いておくと、
生活していく上でより納得できる機会が増え、
有意義な日々を過ごせるかと思います。
トロントで生活に欠かせない列車やバス(トロント交通局)、
学校帰りや仕事帰り等に利用するトロント公共図書館、
そして休日等に訪れるトロント動物園等、
これらには、トロント市の財源がその予算として割り当てられています。
トロントの行政
・トロント市は単一層自治体で議会は市長制です。
・市の行政はトロント市の法令によって規定されています。
・市長は市の最高責任者として直接投票で選ばれます。
・市長と市会議員の任期は4年で、再任に制限は有りません。
・トロント議会は一院制で構成され、各地区を代表する市会議員によって成り立っています。
選挙区
国勢調査からの情報を基に、
5年おきに区のモデルが見直されます。
2014年~2018年では、44区。
2018年に行われた、2018-2022期選挙は、
25区モデルを使って行われました。
(2018年~2022年では、25区モデルの他に47区のモデルが提案されていました。)
25区モデル( 2018-2022期選挙 実施)
年間予算
2019年度の年間予算は、
約111億2000万カナダドル、
10年の公共投資予算計画は約259億8000万ドルです。
(2019年2月19日市議会で承認済)
2018-2027年 10ヶ年公共投資予算計画(公共機関への予算の割り当て)
2018-2027年 10ヶ年公共投資予算計画 :257億円
因みに、歳入では税収入の他に、オンタリオ州からの交付金が加えられ、
予算の約4割弱は、州が策定し義務づけている行政計画に割り当てられています。
カナダの政治体制についての詳細をご紹介しています。併せてご覧ください。
→ カナダの政治・内政(準備中)
コメント