⑤遅延が多く、欠航も有るがその際の保証が無い
残念ながらLCCには遅延が多い
【理由】
「LCCは1機材を可能な限り運航させ、飛行機の駐機時間を短くし、効率良いスケジュールを立てる」
=「機材を有効活用する事がLCCのビジネスモデルの1つだから」
【結果】
その為、1度故障が発生すると連鎖的に後続便に影響が発生します。
欠航も有り得る
上述のように遅延発生により、最終フライトが空港施設の利用可能な時刻を過ぎてしまい欠航となったり、
事前の予約が期待値以下の数値のためフライトを行わない方が得策と判断した場合、突然のフライトキャンセルとなることが有ります。
遅延や欠航が発生した場合、その対応・フォローは期待できない
代わりの便の手配、宿泊場所の提供等は無いと思っておいた方が良いでしょう。
特に海外の場合は、天候や国際情勢の悪化で飛行機が飛ばない、または、別の空港に到着する場合も可能性としては高いです。
可能性が低いですが、LCCのカウンターに行き問い合わせを試みる事です。
例えば、乗継便がある場合「別切りではなく一つの航空券として予約し、最終目的地までチェックインできるようにしている場合」は、
LCCの遅延のため乗継便を逃しても、航空会社側には振替便を手配する義務が生じるからです。
ただし、問い合わせてみなければ詳細は分からないので、尚更、カウンターに行き問い合わせる必要が有ります。
参考:エアプラス株式会社
LCC利用で遅延や欠航が発生した場合の対応例
【事前の対応策】
航空券を購入する際は、規約に必ず目を通してから購入する事です。
決して、規約に目を通さずに購入しないようにする事です。
PCやスマーフォンから安易に「規約に同意する」をクリックして航空券を購入してしまうのは絶対に避けるべきです。
【理由】
なぜなら、LCCの規約には変更や払い戻しに対しての保証が無い前提での値段設定になっている可能性が高く、
その規約に同意した上で航空券を購入している為、遅延や欠航が発生しても全て自己責任となります。
LCC側が提供する代わりの便に乗るまで空港内で待つか、自己負担で宿泊先を確保する等をしなければなりません。
もちろん、急いでいる場合でも残念ですが、自己負担で新たに航空券を購入し、目的地に向かわなければなりません。
⑥カウンターが少なく、空港の端にある場合が多い
・空港ターミナルの中央等の利便性が高く良い場所は、大手航空会社が占める場合が多く、LCCの多くは空港ターミナルの端となる場合が多いです。
・人件費を抑える為にカウンター数が少なかったり、自動チェックイン機のみの場合も有ります。
・飛行機の駐機場がターミナルから離れている場合が多い為、チェックイン時間を大手航空会社よりも早めに閉めてしまうことが多くなっています。
大手航空会社を利用する際よりも、時間に余裕を持って移動・行動する事をお勧めします。
格安航空会社(LCC)利用を検討する際の要点・まとめ
・事前に、しっかりと利用するLCCの規約を確認しておく事
・LCCで安い航空券を購入しても、結果的に高い出費になる可能性が有る。
・自己解決、自己負担を念頭に入れておかなければならない。
留学に適しているのは、どの航空会社の航空券か
「留学に適しているのは、格安航空会社(LCC)か大手航空会社(FSC)か、そして「格安航空会社(LCC)を使用する際の心構え」について、
こちらのページでご紹介しています。
→ 「格安航空会社LCC利用を検討する際の要点②」
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