TORONTO AFTER DARK Film Fest – トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)

トロントのイベント(その他)

目次

2020年の TORONTO AFTER DARK Film Fest
トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)

source: TORONTO AFTER DARK Film Fest

コロナウイルスの流行が続いているため、第15回目となる TORONTO AFTER DARK Film Fest 2020 は、多くの協議と慎重な検討の結果、第15回の開催を1年延期し、2021年10月14日~22日に開催する事に決定しました。そこで、来年のこの時期に無事に開催されることを祈り、
ここでは、毎年の10月に行われる TORONTO AFTER DARK Film Fest – トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)(略:#TADFF)についてご紹介しています。


source: TORONTO AFTER DARK Film Fest

TORONTO AFTER DARK Film Fest
-トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバルとは?

TORONTO AFTER DARK Film Fest の起源

この映画祭は、現映画祭ディレクターの Adam Lopez – アダム・ロペス氏によって2006年10月に設立されたもので、彼が世界中の他の映画祭で観たいと思っていたスリリングな映画を、トロントでは滅多に上映されないような映画を紹介するために設立されました。

TORONTO AFTER DARK Film Fest の主な目標3つ

  1. ホラー、SF、アクション、スリリング、カルト映画、短編映画、長編映画を含む、革新的、インディペンデント、ローカル、国際的なジャンルの映画を、大スクリーンでこれらの映画を見る機会の少ない地元の観客の前で劇場公開する。
  2. 映画祭の観客と映画製作者がリラックスした雰囲気の中で交流できるようなイベントを上映会周辺で開催する。
  3. 映画製作者を支援し、イベントでの映画の宣伝や口コミが映画製作者の関心を高め、映画の配給につながるようにする。

ワールドクラスの映画祭!!TORONTO AFTER DARK Film Fest – トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル

世界トップ6映画祭に認定

TORONTO AFTER DARK Film Fest – トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)は、北米の50以上のジャンル映画祭のうち、世界的に有名なトップ6つの映画祭のみを認定する権威ある North American Fantastic Film Alliance (NAFFA) – 北米ファンタスティック・フィルム・アライアンスの誇りあるメンバーです。NAFFA の姉妹フェスティバルは下記の通りです。

  • オースティンの Fantastic Fest – ファンタスティック・フェスト
  • モントリオールの Fantasia – ファンタジア
  • ロサンゼルスの ScreamFest – スクリームフェスト

ヨーロッパの映画祭にも所属

ヨーロッパにおいては、North American Fantastic Film Alliance (NAFFA) – 北米ファンタスティック・フィルム・アライアンスのカウンターパート組織を通じ、下記の映画祭にも所属している。

  • Sitges fantastic film festiva – シッチェス・ファンタスティック映画祭:スペインの権威ある映画祭
  • FrightFest:イギリスのロンドンで開催されるジャンル映画祭

カンヌ映画祭等にも上映

North American Fantastic Film Alliance (NAFFA) – 北米ファンタスティック・フィルム・アライアンスの映画祭で映画企画を行う事は、質の高い映画祭として認められています。実際に、TORONTO AFTER DARK Film Fest – トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)で、上映される短編映画や長編映画の多くは、下記の世界的な映画祭にも上映されました。

  • Sundance – サンダンス映画祭
  • Cannes – カンヌ映画祭
  • SXSW Film Festivals – SXSW 映画祭
  • Tribeca Film Festivals – トライベッカ映画祭

source: TORONTO AFTER DARK Film Fest

TORONTO AFTER DARK Film Fest
– トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバルの内容

新作ダーク映画の上映

TORONTO AFTER DARK Film Fest – トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)は、略して TORONTO AFTER DARK – トロント・アフター・ダークとも言われます(略:#TADFF)。映画の中でも、ニューホラー、SF、アクション、カルト映画の世界有数の新作映画を紹介する映画祭です。2006年に設立以来、近年においては、毎年10月、1万人以上の観客の前で、世界中から長編と短編の両方の50以上の映画が上映され、批評家の間で高い評価を得ています。上映場所は、Scotiabank Theatre – スコシアバンク・シアターです。

批評家からの評価

TORONTO AFTER DARK Film Fest – トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)は、批評家からの評価も高い映画祭です。批評家たちは、世界中からスリリングな新作長編映画や短編映画にスポットライトを当てます。そして、毎年10,000人以上の熱狂的な映画ファンと200人以上のプレスや業界関係者が参加しています。長編・短編映画のセレクションでの映画は、プレスから多くの取材を受け、毎年多くの作品が配給契約を結んだり、より多くの作品がリリースされたりしています。

告知・宣伝

この映画祭で上映される映画については、イベント開催期間中に映画を上映(A WELL-ATTENDED SCREENING)されるだけでなく、下記の事が映画祭の特典として受けられます。

  • EXTENSIVE PROMOTION-:「大規模なプロモーション」
  • MASSIVE PRESS COVERAGE:「大規模な報道」
  • EXPOSURE BEYOND OUR FESTIVAL:「映画祭以外での宣伝」
  • HELP WITH DISTRIBUTION:「映画祭サイドに配給のサポート」

各雑誌での紹介

TORONTO AFTER DARK Film Fest – トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)とその上映会は、Variety, The Hollywood Reporter, Bloody-Disgusting, Twitch Film, Coming Soon.Net, Fangoria, Rue Morgue, Entertainment Weekly, MTV, Filmmaker Magazine, The Globe and Mail, Toronto Star, Toronto Life, SPACE Channel, City TVなど、テレビ、印刷物、ラジオ、ウェブを含む250以上のメディアで5,000以上の特集、プレビュー、レビューを受けています。

映画ファンと映画製作者との交流

映画の上映だけでなく、年間1万人以上の参加者が、filmmaker guests – 映画監督やゲストとの lively – 活発な Q&A sessions – 質疑応答セッション、人気の高い「Zombie Themed Night – ゾンビ・テーマ・ナイト」、そして開催期間中、毎晩開催される上映後の交流イベント「Pub After Dark –パブ・アフター・ダーク」を楽しみにしています。(※Pub は19歳以上に制限されています。)

また、人気のある映画の景品コンテストや、Facebook、Twitter、Instagram、E-Mailのいずれかのニュースフィードに登録している75,000人以上のフォロワーに毎月最新情報を配信されるので、年間を通して楽しむことが出来ます。

Awards – 各賞の決定

毎年にその年の AWARDS – 賞が選出されます。この賞は、TORONTO AFTER DARK Film Fest – トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)でIMDB認定の賞で、映画祭期間中の長編映画上映会で直接集められた5,000人以上の観客会員等の投票によって決定されます。

長編・短編問わず約1,000本の応募作品が審査され、わずか50本の上映枠を争うため、年間で最も競争率の高い映画祭の一つとなっています。 選ばれた作品は、映画祭の注目度の高さから、その成功を後押ししています。選ばれた作品の予告編は、YouTubeチャンネルに投稿され、合計で1000万回以上の再生回数を記録しています。


source: Toronto After Dark Film Festival

Awards – 各賞の決定

毎年その年の AWARDS – 賞が選出されます。AWARDS – 賞の種類には、大きく下記の2つが有ります。

FOR BEST OVERALL FILM – 最優秀総合映画賞 (長編・短編部門)

最優秀総合映画賞で、最優秀長編・最優秀短編作品、金賞、銀賞、銅賞、別名「AUDIENCE CHOICE AWARDS – 観客が選ぶ賞」。 映画祭期間中の長編映画上映会で直接集められた5,000人以上の観客会員の投票によって決定されます。(※BEST CANADIAN FEATURE FILM – 最優秀カナダ長編映画賞に関して、長編部門では、この投票の上位にランクインした長編カナダ映画の中から決定されます。)

  • BEST FEATURE FILM – AUDIENCE CHOICE GOLD
  • BEST FEATURE FILM – AUDIENCE CHOICE SILVER
  • BEST FEATURE FILM – AUDIENCE CHOICE BRONZE
  • BEST CANADIAN FEATURE FILM
  • BEST CANADIAN SHORT FILM
  • BEST INTERNATIONAL SHORT FILM

FAN AWARDS FOR SPECIALTY CATEGORY WINNERS – 特別賞 (長編部門)

映画祭の翌週に開催されたオンライン投票(複数の上映会に参加する200人のオールアクセスパス購入者による)によって、長編部門から特別賞が決定されます。過去には下記の様な賞が授与されました。

BEST ACTION FILM
BEST CG EFFECTS
BEST CINEMATOGRAPHY
BEST COMEDY
BEST DIRECTOR (Ant Timpson)
BEST EDITING
BEST ENSEMBLE CAST
BEST FEMALE ACTOR IN A LEADING ROLE (Maeve Higgins)
BEST FIGHT (Beach Fight)
BEST FILM TO WATCH WITH A CROWD
BEST HORROR FILM
BEST KILL (Face removal by Axe)
BEST MALE ACTOR IN A LEADING ROLE (Elijah Wood)
BEST MONSTER/CREATURE (The Wretch)
FILM MOST WANT TO SEE A SEQUEL TO
BEST MUSIC
MOST ORIGINAL FILM
BEST PRACTICAL EFFECTS
BEST SCI-FI FILM
BEST SCREENPLAY
BEST SUPPORTING ACTOR (Daniel Stern)
BEST SOUND DESIGN
MOST SCARY FILM
BEST TITLE SEQUENCE
BEST VILLAIN (Christian Winter played by Will Forte)
etc..


TORONTO AFTER DARK Film Fest の舞台裏
– Award Rules – 映画賞への応募映画資格

TORONTO AFTER DARK Film Fest – トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)のAWARDS – 賞には、応募資格を満たしている映画で有れば世界中から応募できます!応募資格は下記の通りです。

  • ホラー、SF、ファンタジー、アクション、アニメーション、犯罪、スリラー、サスペンス、カルト、奇想天外、ジャンル別、ダークコメディ、エクスペリメンタル、ミュージックビデオ、ドキュメンタリー等の短編映画や長編映画を含む、国際的で独立したスリリングなジャンルの映画。
  • 開催年の前々年の1月1日以降に完成した作品(例:2019年の映画祭への応募なら、2017年1月1日以降に完成した作品)
  • 未提出のもの
  • 完成した作品、Works-in-Progress、Rough Cutsはすべて応募可能。
  • ランタイムは1分以上29分未満(短編)、60分以上(長編)。
  • 英語以外の言語の映画は英語字幕が必要。
  • 映画祭での上映は、トロント・シアター・プレミア(長編映画のみ対象)。
  • カナダ国内でテレビ、ケーブルテレビ、ストリーミングで放送されていないこと、カナダ国内のホームビデオ、ストリーミングで放送されていないこと、応募前にオンラインで公開されていないこと(長編映画のみ対象)。

TORONTO AFTER DARK Film Fest の略歴

2006初年

第1回映画祭は2006年10月20日から24日まで、カナダ・オンタリオ州トロントのBloor Cinemaで開催されました。映画祭の観客動員数は4,350人でした。この映画祭では、世界各国から13本の長編映画と、カナダから15本の短編映画が上映されました。

初年度には、日本映画「叫」も上映!

『Retribution』=『叫』(さけび)は、2006年の日本映画。黒沢清監督・脚本、役所広司主演によるミステリー・ホラー映画。2006年からヴェネツィア国際映画祭など各国の映画祭で上映され、その後、日本では2007年2月24日に公開されました。

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2006年以降~2019年

その後は年々、映画祭の開催日程を拡大し、同時に観客動員数と上映数が増加、2010年には観客動員数9,300人超え、毎年1万人以上の観客動員数、世界中から長編と短編の両方を含む50本以上の映画が、トロントのダウンタウン中心部にある最大の映画館、Scotiabank Theatre – スコティバンク・シアターで開催、映画が上映されています。


TORONTO AFTER DARK Film Fest
– トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)2019 の情報

下記動画は、Toronto After Dark Film Festival 2019(TADFF 2019) 予告編動画です。

source: TORONTO AFTER DARK Film Fest
TADFF 2019 Trailers – Horror, Sci-Fi & Action Movies at Toronto After Dark Film Festival (TADFF 2019)

下記は、TORONTO AFTER DARK Film Fest – トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)2019の公式Webサイトのページです。2019年の上映作品、受賞作品等、日本語は有りませんが紹介されています。


TORONTO AFTER DARK Film Fest 2021
– トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)2021 最新情報

source: orontoafterdark.com

2020年から流行しているコロナウイルスの為に延期された、第15回 TORONTO AFTER DARK Film Fest 2021 – トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)2021 最新情報:概略スケジュール、チケット購入、上映会場、上映情報などの最新情報をご紹介しています。併せてご覧ください。

TORONTO AFTER DARK Film Fest – トロント・アフター・ダーク・フィルム・フェスティバル(映画祭)- 2021最新情報


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